【戦士・魔術師一覧】
王都での戦いで登場した戦士、魔術師を、以前の一覧で既出の人物も含めてまとめておきます。
記憶で書いているところもあるので、ときどき忘れていたりするため、自分の整理用でもあります。
[×]は、故人、退場者
☆魔王軍。
山の魔王の宮殿より派遣された魔術師、剣士。
ゲルンと合流して後、器の少女追撃戦、王都での戦いと、遠征にやってくる。
・ゲルン。
黒の魔剣士。25歳。
魔力はそれほど高いわけではなく、黒く塗られた闇の魔剣を操る時のみ魔力が注がれる。
魔王軍一の剣士にして、宮殿の客分。
・エルゼベルト。
氷結の魔少女。15歳。
老衰し引退間近の現魔王の娘。正嫡。
次期魔王フリティベルンの妹でもある。
・ゲレス。
魔王の庶子。器の少女追撃戦で脱落。
フリティベルン、エルゼベルトの庶兄にあたるが、頭はあまり良くない。
・トルカ。
魔王軍魔少女部隊の一人。15歳。
ポニーテールの金髪碧眼。やや小柄。
湾曲刀の使い手。ゲルンが『山』に来た時から好意を抱き、ゆくゆくは正妻の座を狙っている。
王都での戦いで、ラメンタイン配下の魔術師に捕らわれ、その後救出。
・ララ
魔王軍魔少女部隊の一人。15歳。
『山』の民と大陸の民との混血娘。濃い目の色をした肌と、しなやかなボディを持つ武闘派。
槍使いだが、最近出番が減っている。
・フリーダ。
魔王軍魔少女部隊の一人。15歳。
幻術、治癒術を主とする少女魔法使い。15歳。
銀髪、白皙の肌、濃い青い目。
・ニレ。
宝玉少女の一人。黒髪、赤瞳、白い肌。
物語開始時点で9歳。元エギュピタス神官・故ナイラーガの忘れ形見。
一族離散見後、奴隷身分に落とされていたがゲルンとメルシュに救出される。
宝玉少女の力が開眼した後は、体内に魔焔公の力を宿す灼熱の魔術を使う。
・セルペンティーナ。
金色の小蛇。ただし細長く、少女のような可愛い声。
ゲレスの配下だが、現在はエルゼベルトにつき従っている。
魔王軍随一の頭脳を持つ切れ者だが、戦闘力はほとんどない。
・メルシュ。
ゲルンの従者。初老。
ゴマ髭顎。ブルネットに褐色の目。
所属はフリティベルンの幕下だが、ゲルンとともにギデオに遠征に出ており、その忠実なしもべである。
・ザックハー。
小太りの小男。年齢不詳、中年くらい。
小さな白い吸血鬼の魔物を多数操る。
自分が醜く、術も醜怪であるため女子たちには気持ち悪がられ、嫌われている自覚があるが、本人はゲルンの一の部下を自認している。
この他、追撃戦にゲレスとともに出てきた戦士達。
いずれも王都には出てきていない。
モーリー:巨獣戦士。
ヒルペク:トロル軍の魔弦剣士。
シュリク:半羊半人の獣人。少年。モーリーの部下。好色。
☆エギュピタスの戦士達。
ふだんは曲芸団として諸国を回っているため、主として曲芸団の少女達と、護衛名目の戦士団に分かれる。
・ブレンダ。
十年前王国軍によって滅ぼされた最後の、そして唯一のエギュピタス王族の生き残り。
黒髪と真紅の瞳。16歳。
宝玉少女を探し求める途上で、自身の中にも宝玉が埋められていたことを知り、第2の宝玉少女となる。
妖鳥テトロの力を借りて少しだけその力を開眼するが、まだ全体像は不明。
・ラーベフラム。
妖婆。世界晶の予言者、千里眼を持つが、ノクトゥルナほど強力な力ではない。。
ブレンダ第一の側近で、キャラバン隊で姫に次ぎ尊敬されている人物。
皆からは「お婆」と呼ばれている。
・エレオノーラ。
ブレンダ第二の側近で、曲芸団の団長。三十前。ブルネット。
表の顔は曲芸団団長。しかし裏の顔は、少女暗殺団の頭目。
・スーディア。
軽業師の少女。空中舞踏の花形。痩身だが、出るべきところは出ている金髪美少女。
・パスカラ。
曲芸師の少女。皮肉屋で、少し幼い。マジックストリングス使い。髪は亜麻色。
・ポーラ。
曲芸師の少女。金髪。
・ガラ。
十代後半。ブレンダの護衛。殺人魔術師。毒針を得意とする。
×ソロムカ。
ラメンタインの部下クララに殺される。スーディアの親友。
・ペリオラ。
売春組織のまとめ役。中年女。
・ムルダ。
ペリオラ隊のナンバー2。娼婦。
・シリア。
霧の術。十代後半の女。黒髪ポニーテール。
・ロース。
巨大な木馬使い。男。
・ジャッケル。
火炎術。人魂のように操る男。
・アルケラ。
ペリオラとムルダの部下。
・ボルバ。
同上。更紗に身を包んだ豊満な女。
・ルキット。同上。
・エカテー。同上。
・ブルーノ。
若き鍛冶師。20歳。
生まれた頃より魔剣打ちの刀匠だった父から英才教育を叩き込まれた、魔剣打ちの後継者。
父より宝玉、魔剣、聖剣の多くの知識を受け継いでいる。
キャラバン隊では参謀的な役割もこなし、実質ラーベフラム、エレオノーラに次ぐ側近。
・フーゴ。
剣士。戦士団のリーダー。
顔は不愛想だが、ブレンダ、ブルーノには最大級の信を置いている。
ブルーノが打った魔剣キューレバインの使い手。
・ギュルケス。
巨漢の剣士。フーゴ直属の部下。
魔剣ブルー・ヴォルトの打ち込み相手を務めるが、まだ魔剣は下賜されていない。
・ジャック・パレ。
シーフ出自の傭兵。遠目の術を使う。
・パエトール。
ジャックの仲間。同じくシーフ出自の傭兵。
ジャックとパエトールはエギュピタスの民ではないが、行動を共にしている。
☆器の少女。
・器の一番:ミーヴァ。
金髪碧眼。セミロングの髪をストレートで流している。天使のような清楚な笑顔。
空間陥穽術を使う。器の少女たちの、実働面でのリーダー。
・器の二番:オルガナ。
風弾使い。セミロングの金髪。
・器の三番:レモナ。
空間移動、転移術。エスニック衣装に身を包む大柄の少女。
・器の四番:ノクトゥルナ。
千里眼、魔眼。ローブに身を包む小柄な少女。タイスと同郷だが、あまり快く思っていない。
・器の五番:マレヴィー。
赤毛で薄着。銅色の肌。爆裂弾の使い手。
かなりの力量なのだが、ザックハーの吸血鬼が大の苦手。
×器の六番:ノーマ。
粘液使い、鏡面カードの使い手。赤髪短髪ボブカットの黒瞳。半裸に近い衣装。
王都でのエギュピタス陣営潜入戦で落命。
×器の七番:パーヴィエ。
剛力と身体強化。褐色の短髪。王都でのエギュピタス陣営潜入戦で落命。
・器の八番:ライラ。
独楽使い。童顔短髪の濃いブルネット。瞳の色はアーモンドグリーン。
エギュピタス陣営に捕らわれるが、その後、レモナ達により救出される。
×器の九番:ポーシャ。
茶色のローブで身を包んだニンジャ。褐色の髪、灰色の目。
王都でのエギュピタス陣営潜入戦でエルゼベルトと戦い落命。
×器の十番:ポーラ・ヴィク。
無数の布を操る。黒髪細い目。魔焔公の熱線に敗れる。
×器の十一番:メレゲラ。
飛行術。長いストレートの黒髪。長剣使い。魔焔公の熱線に敗れる。
・器の十二番:レレカ。
栗毛。薄い青色の瞳。12歳。
宝玉を埋め込まれて、第3の宝玉少女となり、器の少女は卒業。
・アニトラ。
踊り子装束の、妖艶な少女。
器の少女達と、王都魔導部隊の仲介役だが、本人はラメンタインの部下だとは思っていない模様。
転移術を使うが、レモナほど強力ではない。
・タイス。
王都魔導官ラメンタインの部下。
器の少女達をミーヴァとともに集め、組織するが、自身に強い魔法適性があるわけではない。
現在の生存者は、ミーヴァ、オルガナ、レモナ、ノクトゥルナ、マレヴィー、ライラ、レレカの七人と、アニトラ、タイス。
☆王都魔導官とその仲間、配下。
・ラメンタイン。
大魔法使いヘッケルの若い弟子。黒髪。聖トマソ教会所属、王都筆頭魔導官。
王都魔導官の実力者だが、宝玉にそれほど強い執着があるわけではない。
×シモン:ラメンタイン配下の暗殺者。毒針使い。
×クララ:ラメンタイン配下の暗殺者。変装術。
×アデレード:幻術師。エルゼベルトの凍結術に敗れる。
・ガルニエ。
初老の魔術師。暗殺教団の頭目。
ラメンタインと違い、宝玉の脱出に執着するが、つぎつぎと 部下が倒されていった。
暗殺教団
×グルーディオ:初老の暗殺魔術師。
×クジョー:毒針使いの中年小男。
×ヨーダン:禿頭のデブ。幻術使い。しかしゲルンとトルカに倒される。
×ブラーカ:若い女。
×トペルニータ:痩せぎすの女魔術師。召霊術で血霊騎士を呼び出し、処女の血を代価として、暗殺と予見を行う。
☆その他。
・ヘッケル。
王都の大魔法使いにして、エーデルヴォルフ、ラメンタインの師。
まだ未登場なので、今回はこの程度で。
・エーデルヴォルフ。
ヘッケルの一番弟子。老人。
ブルーノの父バドゥラやラーベフラムとも交流があり、エギュピタスには好意的な魔術師。
・プーペ。
エーデルヴォルフの使い魔。褐色の肌、赤い瞳、鮮紅色の短髪。躍動的で陽気な少女。
背格好はニレより低く、見た目もニレより幼く見える。