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復讐するは我にあり!  作者: 速水健一
高校生の七海と家庭教師の俺と
7/10

秋口の事件

修学旅行の時の事件に関して、俺と先輩は、再発防止のために、弁護士を立てて、警察に被害届を出し、石坂舞の両親と示談交渉することに。

 修学旅行で、中学のいじめグループに遭遇したと話したが、いじめグループの女の中心人物は、石坂舞というDQNドキュン系で、圭を好きだった女で、なぜか七海を恨んでいたらしい。

「なあ、面貸せよ」

「嫌です」

「生意気な口利いてんなよな。」

「生意気な口なんて利いてませんよ」

「それが生意気なんだよ!殴ったろうか?」

「止めてください!」

 ビシャン!

「うるせえよ!黙れよ!」

 ビシャン!ビシャン!

「止めてください!」

 七海の友達が、警察官を呼ばなかったらヤバかったな。


 この録音を、俺は先輩に聞かせた。

「ひでえな。何なんだ?こいつは。」

「本当ですよ。一方的に暴力ふってます。先輩、これ、強要罪とか傷害罪とか、暴行罪ですよ。訴えましょうよ。また、中学のバカが出会い頭に七海ちゃんに暴力ふるってたら、たまりませんよ。」

 俺と先輩は、興信所の波野ギン氏にお願いして、ギン氏の興信所の伝手つてで、弁護士を紹介してもらい、音声データと、七海の友人がスマホで撮った写真を見せた。

「確実に強要罪と暴行罪が該当しそうですね。傷害罪は、診断書がないので厳しいかと。」

 俺と先輩は、その線で内容証明を、石坂舞の両親宛に、送った。

 それと同時に、弁護士同伴で、警察に向かった。

「現在示談交渉中ですが、被害届書いて出します。」

 先輩は、保護者として、七海からの委任状を警察官に提示、被害届を出した。示談交渉中という事で、保留となった。


 一週間後、石坂舞と石坂の両親が、弁護士事務所に来訪し、七海、先輩夫婦と弁護士を仲介者として話し合いになった。


 最初に弁護士が、録音をしますといっておいた。にも関わらず、石坂の両親は、DQNドキュンだったよ。

「いじめられる方に問題がある!」、「いじめられる方が悪い!」の一点張りだった。

 先輩は切れて、「暴力を一方的にふるうのは、犯罪だ!だから、こうして未成年だから、反省して貰えるなら、再発防止を約束して終わらそうといてるのに、あなた方は、家の娘は悪くないと、謝罪ひとつないじゃないか!家の娘は、暴力はおろか、暴言すら吐いてないのに、お宅の娘は、一方的に殴ってるんだよ。このままではまた再発する恐れがあるから、警察に被害届を受理してもらい、刑事事件にします。示談交渉は、決裂です。お帰り下さい。お宅の娘さんには、少年院で反省して貰います。これでお宅の娘さんの友人に、手を出すとヤバいと教えてやれるから、家は構わないよ。」

 そう言ったら、慌てて示談に応じて、謝罪して、二度と接近しない事を示談書にして、公文書にして貰った。破ったら、一回10万円の罰金付きである。

 示談成立によって、彼女は、執行猶予付きの判決が出た。それから、地元で、彼女やその友達は、七海を見かけても、やり過ごすようになった。

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