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チキチキ


今回はいつにも増して短めです。

話が進まな過ぎて困ってます。

あと数話お付き合いください。


あれから、パパは私を寂しくさせないように仕事を早く終わらせて帰ってくるようになった、らしい。

私は前の事には分からないから、そうなのかと納得するしかない。


ちなみに食堂に案内してくれたメイドさんはエーベルと言うらしい。エーベルは私にとても優しくて親切にしてくれるのだが、どこか一線を引いてる気がする。


だから、私はある作戦を決行したいと思う。

その名も「チキチキ エーベルとの仲を深めちゃおう大作戦!」だ。

名前がアレなのはしょうがない。名前の付け方のセンスとか持っている奴が羨ましい。


この作戦は名前の通りエーベルと仲良くなりたい私がアタックして最終的に「お嬢様」から「シャロ様」か「シャーロット様」と呼ばれる事を目標に頑張ろうという企画である。

演出 シャーロット 出演 シャーロット

企画提供 シャーロット でお送りします。個人的には「シャーロット様」は長いから「シャロ様」希望だ。


まず、ターゲットの基本情報から

本名 エーベル・ホール

年齢は15歳で男爵家の愛人の子。

フランチェスカ家に来て半年あまりで私の専属のメイドさんになったらしい。

ちょうどエーベルが専属メイドになった頃、私は母様が亡くなり、塞ぎ込んでいた所を根気よく面倒をみていたと執事長のクリスが教えてくれた。


その分も合わせて仲良くなりたい!

作戦開始!

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