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食堂にて


ゆるゆる進みます。



 

ん?何の時間?


えっと記憶が曖昧だ。


まず、長い廊下を歩いて食堂について、旦那様(笑)が座って待っていた。


旦那様(笑)は入って来た私を見て口元に笑みを浮かべ、「おはよう、シャロ。」と言い私の体に腕を伸ばし、タカイタカイをした。


急に持ち上げられてビックリした私は旦那様(笑)の顔を凝視した。旦那様(笑)は

「やっぱシャロは可愛いな」とニコニコ笑いながらまたタカイタカイをした。


あーもう。いい加減辞めて欲しい。

ジェットコースターの落ちる時のあの浮遊感を朝っぱらから与えてくるとか迷惑以外の何ものでもない。


そんな私の様子が伝わったのかタカイタカイを辞めて、旦那様(笑)の太腿の上に乗せられた。


なんで?

この食堂無駄にテーブル長いし、大きいのになんで太腿の上にいるの私。

テーブルと同じ並んでる沢山の椅子はただの飾りかこのヤロー。


「シャロは小さいからな。こんな大きい椅子じゃ食べれないぞ。」

ニコニコ顔で言うな。腹立つなー。


旦那様(笑)は太腿に乗せた私と向き合い、さっきの腹立つ顔とは打って変わって、真剣な顔つきになり、

「シャロ?

シャロは昨日ココがどこだか聞いてきたね?他にもいつも楽しいそうにするタカイタカイも今日はすぐに辞めて欲しそうな顔になっていた。

そこで私は考えたくないけど、とっても考えたくないけど、頭に思い浮かんでしまった。」


旦那様(笑)は向き合う私を抱き寄せ、一呼吸置いて言った。


「シャロはたぶん心の病にかかってしまったと思うんだ。たぶんストレスで記憶がなくなってしまったんじゃないかな。」


いや、違います。

ただ原因不明で死んだだけです。

心の病とか辞めてください。

なんか響きだけで、無性に眼帯を欲しがっていたあの頃を思い出すので。


「シャロ。これからシャロについて私から話すからよく聞いてね。

あーシャロなんでぇこんな事にー私がもっと一緒に居れば良かったのに〜。」


旦那様(笑)は泣きながら、また私を抱きしめた。

高い高いって文章で書くとおかしい感じがしますね

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