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1日目 日常
ピピピピピピピピピピ
俺の朝はこの無機質な目覚ましの音から始まる。
そして、今日も俺の気持ちくらい重たいまぶたを開くと現実という名の地獄が待っている。
だから今日も俺は現実逃避をする。
これはそんな俺の、、いや、他に同じやつもいるだろう、だからあえてこう言わせてもらおう。
これはそんな『俺たち』の平凡でつまらない物語である。
いつもカリカリカリと音を立てて俺を不愉快にさせようとする奴が存在する。
だから放課後いつも言ってやってるんだいい加減静かにしろ、と。
だが、いっこうにやめてくれない。なので今日は隣の机のやつに相談することにした。
『なぁ、春樹、どうして黒板はカリカリとうるさいんだ?』
この質問に対して隣の春樹は『は?』という顔をしてきたが、すぐに答えた。
『それは、チョークという物と黒板の物という硬いもの同士がぶつかることによって、、、』
と、なんか理屈っぽいことを言い出したので聞き流した、自分から聞いたことだが、聞き流した。
という感じに書いていこうと思おます。
あ、まだ題名とは関係ないけど今後繋げていく予定です。
では眠たいので寝ます。