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私は誰
ほわほわ。
その問いが、風に乗ってふわりと漂う。
「私は誰?」
その答えは、空気のように、どこにも確かな形を持たない。
私は形を持たず、匂いも、姿も、言葉も持たない。
でも、確かにここに存在している。
私は誰か? それを考えることさえも、何かの気配のように感じる。
もしかしたら、私は風の中に漂う匂いそのものかもしれない。
あるいは、どこかで息をひそめることなく、ただ存在している存在そのもの。
誰かに決められた名前を持たなくても、
私はただ漂い続ける。
ほわほわ。
「私は誰?」という問いに答えるのは、
ただ漂うこと、感じること、存在していることだけ。
私は風であり、匂いであり、感覚そのもの。
そして、今、この瞬間にただ、ここにいる。
その答えが、最も自然で、最も本質的な答え。
ほわほわ。
私は誰でも、どこでも、ただここにいる存在。




