表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
157/233

手を握って…。 vol.160 「これで私も…気分よく、ソフィアに帰れる。」

「……そんな訳で…、みんなにも…ほん~と。心配…、迷惑掛けちゃったね~~。」

與門。

「そして、夕美子、矢萩さん。ありがと。ふたりには…なんて感謝していいか…。」


夕美子、

「な~に言ってる~~。当たり前の事…、しただけじゃんよ。ねぇ~、矢萩さん。」


夕美子から振られて健之、

「とにかく、元気に帰ってこれて。それだけです。編集長、おかえりなさい。これで私も…気分よく、ソフィアに帰れる。うん。」


亜季、

「お疲れ様でした。私なんて、どれくらい矢萩デスクに助けられたか…。私も、ほんとうに、ありがとうございました。」


「え~~???矢萩さん…、戻っちゃうの~~???」

真奈香、美紅。


「いや…。そう…言われても…。與門編集長…戻ってくれば…。」

健之、頭を掻きながら…。


夕美子、

「……。」


「その…事…、なんだけど……さ。」

與門。


その声に一同、

「…ん…???」


そして夕美子、

「…ん…???與門…、なに…???」


メンバー、顔を見合わせて…。


「矢萩さん…。」

與門。


健之、

「はい…???何か…???」


「あなた…。ブリリアントに…残って…くれる…かな…???」


夕美子、

「!!!」


健之、

「はい…???」


亜季、真奈香、美紅、心、康太、信玄、

「うそ…。」


「実は…。副編集長として、矢萩さん、ブリリアントに残る事に…決まった。」


その声にメンバー、

「え―――――――――っ!!!」


いきなり鼓動が高鳴る夕美子。そしてメンバー。


美紅、心、

「……。い…、やった―――――――――っ!!!」


夕美子、

「うそ。うそうそうそ。與門…。」


「ただ、副編集長と言っても、夕美子がデスクだから…、その…下に…なるんだけど…。…まっ、結果的には…、夕美子と同等…扱い。…に、なる。」


健之、目をパチクリ。

「い…いや…。全く…聞いて…ない…ん…だ…けど…。編集長…???」


「当然。…私も…、昨日…社長の藤間から聞いたくらいだから…。」

そしてドアの方を見て與門、

「そして…。」


メンバー、與門が向けたドアに向いて、

「…ん…???蜷…川…編集長…。と…。」


瑞樹、

「お疲れ~みなさん。」


メンバー、

「わ…か…ちゃん。」


瑞樹、

「與門…???」


與門、首をコクリと。


瑞樹、健之に、

「お疲れ様、矢萩さん。與門から聞いた…???」


健之、

「お疲れ様です。編集長。えぇ…たったいま…。」


瑞樹、

「みなさん。そういう事だから、お願い。そして…。」

若の肩を叩いて、

「今日からこちら、ブリリアントにお世話になる、大槻若。よろしく。」


與門、

「…と、言う訳…なの。」


「えっ…???ええええええ…???」

メンバー全員、

「一体…何が…どうなってる…???」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ