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手を握って…。 vol.127 「これ…もっと長引いちゃうと…。」

そんな亜季と心に夕美子、

「ふん。そういう事~~。いや…、私だってびっくりしたくらいだから…。」


心、

「見掛けによらな~い。」


亜季、心を見ながら、

「ねぇ~~。」


そして数回顔を頷かせて、

「矢萩さんの親せきに…、刑事…さんか~~。」


「本当に助かった。…でも…、與門…、大変だわ。あれから…自宅には、なんだかんだの…電話…凄いだろうから…。」

腕組みしながら夕美子。


「たいへ~ん。」

心。


「うん。おばあちゃんだって…。それに一番は美希~~。」

亜季。


「うん。昨日の今日だけど…。これ…もっと長引いちゃうと…。」

夕美子。


亜季、心、

「うん…。」





拘置所にて早瀬、

「……。」


任意同行されてから3日経過していた。


そして…、取調室の別室で正樹、若手の刑事に、

「ん~~。知らない。やっていないの一点張りかぁ~~。」


若手刑事、

「えぇ~。実際、家庭環境から見ても、インサイダー取引…違反なんて…。仮に…。何のために…???動機が…。」


「おいおい。それを取り調べるのが俺たちの仕事だぞ。」

「はい…。あっ、津嘉山主任、マレーシアとオーストラリアの例のふたりですが、明日には向こうから強制送還されることになってます。」


「随分と…時間…掛かったなぁ。」

「えぇ…。まぁ…何だかんだと、手続が…。」


「まずは名前が載っている以上、どうしようも…。」


ドアを開けて、別の刑事、

「主任。」


正樹、

「おぅ。」


「今、捜査一課の方で嵯峨の身辺を捜査しているんですが…。ちょっと…不審な人物が…。」

「ん~~。いよいよ…、出たか…。」





ベルモンドのドアを開けて、

「あれ…???来てたんだ…由香里…。しかも…悠宇さんも…。」

開口一番の夕美子。後ろには健之、そして若。


洋造、

「おやおや…、若ちゃん、いらっしゃい。けけけ。」


若、

「與門編集長、心配で、デスクに無理やり言って、来ちゃいました~。へへへ。」


「あら~~。可愛い子~~。同じ…編集者さん…???矢萩さん…???」

夕美子の隣の健之の顔を見ながら由香里。


健之、

「えぇ。ソフィアのヤングです。是非、お見知りおきを…。」

そして、

「若ちゃん…、こちら…麻布セントラル・ムードのチーフディレクターの茂木由香里さん。ほら、以前…、ここで…。」


その健之の話に若、

「あぁ~~。うんうん、覚えてる~。会社立ち上げて物凄い業績だって…。えっ。…でも、なに…???與門編集長に似てる~~。ワコウさん…言った通りだ~~。初めまして~。ソフィアの大槻若と申します。」

ペコリとお辞儀をして…。


「…で、茂木さんの隣の方が…、ご主人の悠宇さん。」


その声で若、

「えっ!!!びっくり。凄い。若い方。」


夕美子、

「かかかか。その通り~~。」







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