表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/23

日記

 日記を見ていると

「何書いてあるの?」

と優香さんが興味津々といった感じで聞いてきた。

「優香さんの苦手な食べ物とかをメモしてますよ」

素直に書いである内容の一部を教えると

「えー、そんなことメモしなくていいんじゃない?」

と言われてしまった。

「だめですよ」

そう答え日記を閉じた。

 この日記はまだ数ページしか書いていない。

なぜなら、これは優香さんと一緒に過ごすと決めたときに新しくしたものだ。

書いてあるのはもちろん優香さんのことだらけである。。優香さんとのことならどんな些細なことでも忘れたくない。しかし、私はどうも忘れっぽい。なのて、こうして日記に書いていれば忘れてしまっても思い出せる。だから優香さんに何を言われても書き続けるし、どんな些細なことであってもこの日記に記録を残す。

「それ以外は何が書いてあるの?」

まだ気になっているのだろう。そう聞いてくるので、

「秘密です」

と答えると、えーと抗議の声を上げている。別に隠す必要はないが少し恥ずかしいし普段優香さんはからかってくるのでこのくらいの意地悪は許されるべきだと思う。

 日記のはじめのページを開く。優香さんについて初めて知ったことと思ったことが書かれている。

 カウンセラーの仕事をしていて人と話すのが好きな人。それと頭を使って考えるのが好き。

表情がコロコロ変わって話していて面白い。

本当にメモ程度でそれだけしか書かれていない。でも私にとっては大事なものだ。

 書かれて日もまだほとんど経っていないのに私は懐かしさを感じた。

お読みいただきありがとうございます!

ゆっくり更新していきます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ