表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/28

心臓で作られた血が顔に集まる

「困るよ。そんなこと。だって赤星さんは」


心臓で作られた血が、全て顔に集まっている気がする。晋太郎の顔はみるみる赤くなる。


「赤星さんは?」


「あ、俺なんかよりもっといい人が」


「…たしとは……付き合えない?」


赤星さんは今にも泣きそうだ。


「うん。ごめん」


「そっか。あたし、顔洗ってくるね」


ここで待ってるから、と晋太郎は近くのベンチに腰を掛けた。まだ心臓がバクバクしている。


 戻ってきた赤星さんは、さっきのやり取りが嘘のように明るくなっていて、地元の駅で別れるときは、誰より名残惜しそうに去っていった。




少しずつですが、読んでくれている人が増えてきています。この先にハリウッド映画をも凌ぐ展開が待っているので、引き続き読んでくださいね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ