全自動お尻叩き機と魔法使いの円滑剤
全自動お尻叩き機が襲ってきた。
ウィーンガシャン、ウィーンガシャン。
爆音をあげながらお尻を叩くムチを振り回している。
凡そ500rpmくらいだろうか程よい風が気持ちいい。
そして、 全自動お尻叩き機が何かをロックオンした。
どうやら、半尻のまま異世界に転移した勇者を見つけたみたいだ。
全自動お尻叩き機は、半尻のまま眠っている勇者を全力でたたいた。
勇者は半尻を叩かれると産声をあげ目を覚ましました。
「おーいぇい、あはん」
すると、全自動お尻叩き機は動きを止め、違う獲物を探しに行きました。
快感を覚えた勇者は、お尻を出しながら全自動お尻叩き機を追いかけていきました。
その光景をみていた魔法使いが呆れた表情で勇者に向かって魔法を唱えました。
「ワセリン」
すると勇者のお尻が円滑になりました。
そして勇者はニコニコしながら魔法使いに手を振り、全自動お尻叩き機を追いかけていきました。