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宿屋暮らしの見聞録  作者: 葉中実鯛
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プロローグ05

拝啓


父さん母さん、スライムの繁殖期の今日この頃いかがお過ごしですか


昨日ようやく街へ行けるような実力になったと言われ、今日は初めて街へ行く日なのでこれを機会にこちらに来てからの記録などをつけてみようと思い拙い文章ですか書き始めてみました。


宿屋での暮らしにも慣れ付近の集落の方たちからも良くしてもらっています。心配しないでください、無事にーーとはいかないですがちゃんと生きてます、こちらでは「死ななければかすり傷」という言葉を実行しまくりですが大丈夫です、人間です。


最近になって痛覚の遮断が出来るようなりました多分まだ人間です。スライムに腕を溶かされても冷静に処理することが出来るようになりました、人間とは…?


話を戻しまして、こちらでは既に一年程経ちますが、そちらでは俺は行方不明になったままでしょうか。


この手記は「もしかしたら」でしかないですが、もしかしたらーーこの手記の内容がそっちの世界になんらかの方法で届くかもしれないという浅はかな希望です、これから書くものは信じられないようなことばかりなのでフィクションとして捉えてもらっても構いません、ですが俺ーー楠木 楓はこの世界でーー異世界で生きてます。


生きて、いきます。


親不孝の息子より異世界から愛を込めて


敬具
















PS:国家予算レベルの借金が出来ちゃいました☆

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