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短編闇鍋

ヒトガタ

作者: トカゲ

しばらくしたら消すか非公開にします。

 人類の進歩は時に稀有な存在を生み出す。

 ―———物理工学者 宮下弁五郎著 僕のパトスより抜粋


 ・・・


 23世紀の初頭、とあるおもちゃ会社がある商品を開発して、世界を混乱に陥れたのは記憶に新しい。


 その商品とは人型オナホと人型バイブである。

 普通の人間と何ら変わりのない肉体、独自AIによる豊かな感情表現等、その技術は時代の3歩先を行っていると言われるほどだった。


 このオナホとバイブの存在は世界に衝撃を放った。

 しかし、このおもちゃ会社は何処にあるのかも、誰がこのおもちゃを開発したのかも謎に包まれており、未だに時折ネットで商品が販売されるのを今か今かと待っている人達で溢れているのが現状だ。


 国が購入し、分解して技術を盗もうともしたのだが、ブラックボックスの部分が多すぎて頓挫、今でもその技術は謎に包まれている。


 ・・・


 「まじで届いたよ。」


 大学生の俺がこれを購入できたのは奇跡と言っていいだろう。

 深夜のネットオークションで発見して、ダメ元で競り落とした時は、どうせ偽物だという気持ちだったが、いざ届いてみればどうだ、俺の目の前にはあの人型オナホがあるじゃないか。


 あぁ、150万払ってよかった。

 貯金無くなったけど、そんなのもう気にならない。


 俺は早速オナホに人格をインストールした。

 このオナホは主人設定した人物の精液だけを燃料に動くらしい。

 だから従順だし、エロいと説明書には書いてあった。


 目を開けるオナホ。

 オナホはオナホなだけあって可愛かった。

 【ボブカットの黒髪で巨乳。私は永遠の10歳だよ、お兄ちゃん!】というのがこのオナホのキャッチフレーズだ。作ったやつは絶対ロリコンだと思う。

 まぁ、俺もロリコンだから別に良いんだけどな。


 「おにいちゃん、おはよっ!」


 「うん、おはよう。」


 「わぁ、お兄ちゃんのゾウさんもおはようだね。挨拶していい?」


 オナホはそういうと俺のズボンに手をやり、カチャカチャとベルトを外し始めた。


 ・・・


 ここまで書いて思った事


 「これ以上書いたら変態呼ばわりされる。」


 違うんです。エロい文章とかシチュとかの練習をしようとしただけなんです。


 時代はロリ巨乳だな。でも未成年は犯罪だしな。

 じゃあロボットって設定にすればいいか。でもそのままだと面白くないから人型オナホって設定にしよう。


 みたいな。

 

 書いてみたら、探せばこういう話って小説でも漫画でも沢山ありそうだと思いました。






文字数が空欄含めると1072なんだぜ。

ノクターン行にするにはあまりにもな惨状に絶望。



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