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      少女は虚空に浮かんでいた。




      ゆらりゆらり




      ゆらりゆらり。




      長くもなく、短くもない髪を漂わせて




      今日も又、地球を見守る。




      その体は地球よりも大きく、




      地球よりも小さい。




      干渉もせず、感傷も無く、




      ただただ、そこにある物語を見守る。




      少女は膝を抱いて浮かぶ。




      衣服を着ているのか、着ていないのか、まるで分からない。




      眠いのか、生気の宿らない眼を向けている。




      手を伸ばせば壊せそうな青い惑星ほしを眺める。




      少女はこの世が恨めしい。




      少女はこの世が憎らしい。




      目の前で暮らす人々は、皆、楽しそうに人生を謳歌している。




      もちろん、苦しそうに生き続ける人もいる。




      生きる意味を、目的を忘れた人もいる。




      他人を貶める事のみを考える人もいる。




      自分の事しか考えない人もいる。




      人生は千差万別。




      故に世界は面白い。




      故に世界は輝きを増す。




      しかし彼女は信じない。




      可能性の世界を、




      喜怒哀楽の大切さを。




      青い世界は今日もうごめく。




      青い世界は、今日も回り続ける――――。

 短編として書こうとしたら1回じゃ収まらないので、連載形式で「ある少女の物語」を描こうと思います。

 あまり長く書くつもりはありません。

 ただ単に不思議世界を思い付いたので書きたかっただけです。

 ぶっちゃけると、主人公の少女は「selector infected(spread) WIXOSS」に登場するピルルクをモチーフにしています。

 彼女がなぜ宇宙を漂うという状態に陥ったのかも説明するつもりです。


 ちょくちょく短編を出すつもりだったんですが、思い付くばかりで中々ちゃんとした設定が作れなかったため書き出せませんでした。

 いや、厳密には『設定は考えたけど緻密なものに昇華できなかった』という言い方が正しいです。

 個人的には「Fate/stay night」(Type-moon)のような作品を目指して奮闘しています。

 今回の作品については実験的な作品ですが。

 よろしくお願いします。

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