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完結
「馬鹿げている、本当に馬鹿だコイツは…」
モニターをみて、そう呟く。
「この世界で自分の世界を造り上げるだって?無理無理、この世界は…
俺が造ったからな!」
そういった彼―1号は、1450号の元に向かった。
「誰だお前は」
「俺は1号…この世界を造った男だ」
「…お前は何が目的なんだ」
「単純、世界を造ってみたかっただけさ…俺には生まれつき特殊な能力があった、そして今回は完全に上手くいったさ」
「そしてその世界に俺は邪魔だと…」
「ああ、そういうことさ」
「仮に俺が負けたらどうする?」
「さあな?お楽しみだ」
「…ふざけてやがるな」
苦笑いを浮かべる。
「さあ、激突しよう…俺とお前の、最大で」
「望むところだ!!」
そして―――――
両者、互角だった。
「ぐはっ…」
「お前、強いな…」
「お前こそ、だ…気に入った、1450号、俺のパートナーになれ。一緒に世界を造るぞ」
「了解だマスター!」
彼らは後に、世界中でbulid a worldの名前で知られることになる。