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build a world  作者: 水蘭
2/2

完結

「馬鹿げている、本当に馬鹿だコイツは…」

モニターをみて、そう呟く。

「この世界で自分の世界を造り上げるだって?無理無理、この世界は…

俺が造ったからな!」

そういった彼―1号は、1450号の元に向かった。


「誰だお前は」

「俺は1号…この世界を造った男だ」

「…お前は何が目的なんだ」

「単純、世界を造ってみたかっただけさ…俺には生まれつき特殊な能力があった、そして今回は完全に上手くいったさ」

「そしてその世界に俺は邪魔だと…」

「ああ、そういうことさ」

「仮に俺が負けたらどうする?」

「さあな?お楽しみだ」

「…ふざけてやがるな」

苦笑いを浮かべる。

「さあ、激突しよう…俺とお前の、最大で」

「望むところだ!!」

そして―――――




両者、互角だった。

「ぐはっ…」

「お前、強いな…」

「お前こそ、だ…気に入った、1450号、俺のパートナーになれ。一緒に世界を造るぞ」

「了解だマスター!」



彼らは後に、世界中でbulid a worldの名前で知られることになる。




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