グレースフロンティアの男どもは料理ができるのか
第三弾は、パッツン編。
愛しの愛しのマイダーリン（予定）の為に！
お菓子を！
作ってきましたぁぁぁぁぁぁぁ！！
手作り菓子が最近の淑女の中では流行っていて、これは作るしかないと！思った次第であります。
というわけで、今日も今日とて待ち伏せをして待っていると、ふと彼は料理が出来るのかと疑問が浮かびました。
傭兵 と銘打つのだし、戦に出ることもあるだろうし、依頼によっては街の外へ出て野宿しなければいけないことも出てくるのだろう。
と、いうことは、少しはお料理も勉強されるのかしら？
もし出来なくても、一緒に勉強出来たら・・・。
料理なら一緒に学んでも恥ずかしいことではないだろう。
・・・お聞きして、一緒に・・・むふふふふふ
淑女にあるまじき笑いを内心でもらし、やってきたマイダーリン（予定）に駆け寄る。
って、なんで踵を返して戻られるの？お、お待ちくださいませっ！！
慌てて追いかけ・・・ようとしたら、つまづいてしまった。
せっかく焼いてきたお菓子がぁぁぁぁぁ
とさっ
痛みを覚悟して目をつぶるが、腰に硬い何かで支えられる感覚しかない。
はたり と慌てて体勢を整えると、先ほどまで支えてくれていた腕が引いた。
嫌そうな顔を隠さない、濃金の髪からのぞく青い瞳。
それでも嬉しくて。
「ありがとうございます。」
というと、ぷいっ と顔を背けられた。
ここで逃がすか！ と腕を掴んで顔を覗き込む。
お菓子を作ったことと、料理はできるかどうかを話すと・・・
そ、そうです・・・よね・・・
料理は料理人がすることだ と言われましたぁぁぁぁぁぁぁ！！
野宿の時とかは、保存食食べとけ的な感じらしいです！
私の！むふふ仲良し計画！が！！
しょぼん としつつ、話を聞いていると、やはり食材や料理の味などには詳しいみたい。
いいもの食べてますねぇー
そんなことを思いつつ、話の中に出てくる料理が美味しそうで美味しそうで・・・
「ぜひ！今度！その料理を食べてみたいです！！」
と、目をキラキラさせながら聞いてしまった。
・・・淑女にあるまじき行為なんじゃないかなこれは。 とか思ったけど、そのまま突っ走ってみる。
気づいたけど。
この反応は淑女じゃないって気づいたけど！
少し赤くなった顔を誤魔化すように話したのに、ちゃーんと そんなところだけは気づかれて
わ、笑った・・・
それはもう、天使のように清く眩しい笑顔様でした・・・！！
奇跡的に約束できた、食事への同行。
楽しみ！食事が！
あ、違った。
一緒にご飯が！
・・・すみません。食事が楽しみなんです。ついでに笑顔もまた、見れたら、それは、う、嬉しいですけど、って、顔！赤くなるなぁぁぁぁぁぁぁぁ！！
・・・お菓子は喜んでもらえたみたいです。
貴方の隣へ、これからも ほっぷ すてっぷ 大じゃぁぁぁぁんぷっ！ なのです！
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お題の答え 食材や料理の味とか産地とかには詳しいが、食べ方や調理の仕方とかどういうふうになっているかとかは知らないかなぁ と。
そこらへんは料理人に任せておけばいい みたいな。
野宿とか野営の時は、保存食を食べればいいと思っている 感じかと。
その場のもので料理しようとは・・・思わない、かなぁ と。
食材や料理は貴族のたしなみというか、会話の幅を広げるためや、領地ごとの特産を知ることで税収とかにも関係してくるから とか理由ありそうだなぁ と邪推するのであります(笑)
ミカ坊と一緒に遭難はしたくないなあって思ったのは、私だけですか（笑
火おこしとか超絶早そうなのは、バレさんだと信じて疑わない羊は、サバイバル時はバレさんと一緒にいたいって思うわけですが、いかがなものかｗｗ
ミカ坊と一緒に遭難すると、「そんなの食べられるわけがない！ 人間としてのプライドが無いのか！」とか言われそうでｗｗｗ 二人仲良く餓死する、と思うわけです←←
って、いったい私は何の話をしているのかｗｗｗ
失礼致しましたｗｗ
