グレースフロンティアの男どもは料理ができるのか
これは、犬さまの短文で、感想欄に投下されていない作品です。
なお、このシリーズに出てくる野郎どもの料理レベルは、そのまま本編で採用予定です。本編で羊が書き間違えたら、指摘ください(いい笑顔 ←
第一弾は、痩せ猫編
目の前の料理はもう少しで完成。
あと、ひと蒸らし・・・
お皿を用意しようとテーブルの上を見ると、綺麗に揃えられた食器たち。
それを並べるのは部屋の主である猫背の男で・・・。
意外な姿を見て料理をするのかと聞くと、とても苦々しい顔になった。
・・・材料が可哀想な事になることは理解できた。
うん。わかった。作らせない。うん。
あとは料理を載せるだけ というお皿に、出来上がった料理を載せていく。
湯気を上げる料理。
食後のデザートは旬には少し早い果実。
爽やかな酸味が濃い目の味付けの料理の後味をさっぱりとさせてくれるはず。
調理器具を簡単に片付けて席に付けば、グラスに注がれる淡い色の液体。
良い香りのする酒気を帯びた飲み物。
洒落た感じのする酒をお互いに目線を合わせてグラスを鳴らす。
どこで、こんなこと覚えたのかしら・・・
目の前で皿を空にしていく男をちらり と見つめる。
前の飼い主?それとも
今現在の、他の飼い主 と、そこまで考えて胸が苦しくなった。
「おかわりはいかが?」
誤魔化すように聞くとうなづかれたので、皿を受け取り、よそいながらも食後の果実もついでに用意して一緒に持っていく。
美味しそうに食べてくれる姿に、
餌付け成功
と、思わず内心でつぶやく。
一口サイズに切った果実は、爽やかな酸味を口内に広げ、こびりついた暗い思いをもさっぱりとさせた。
男と過ごす時間は、暇つぶしのようで、戯れるようで、次を望んでいいのかも、少しためらう。
他にも世話をしてくれるイイヒトがいるんでしょうね
だからといって、自己を主張する首輪(情痕)を見えるところにつけるほどの勇気はない。
こんな猫、いつだって切り離せれるわ
考え、瞬時に沸く否定の言葉に、果実のわずかな苦味を思い出した。
かすかな甘味
さっぱりとした酸味
わずかな苦味
旬にはまだ早い、私と猫の関係のような果実。
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痩せ猫が、ふらっ と現れたり、いなくなったりとしているので、浮気してるんだなぁ と思うお姉さんでした!
本当に ふらっ と色んな”飼い主”がいるような痩せ猫さんなのか勘違いされているだけの、結構一途だけど本心あんまり見せない痩せ猫さんなのかは・・・
教えてー 茗荷ーさーんー (再び)(爆)
今後、そういう場面が出てくるのかどうかをとても期待しております。
お題の答えは 人に止められるレベル(=出来ない
だが、餌付け歴(体調とか体調とか体調とか心配されて)が高いので(笑)お皿とかの用意は す ご く 得意(笑) みたいなw
犬「そういえば、みけねこさんがおっしゃってたんですが、きっとばれたんは、切るのとかは得意なんだと思います。
でも、そこからが、何か 奇跡的所業 が起こるんだと・・・!!
思っております・・・!!(爆)」
羊「と、いうことで。きっとバレさんは、切るのは得意。そもそも、バレさんは、素材そのままを食っているイメージがあるので(←)、本当に味付けとか何かをプラスして「料理」にするのが、ほぼ経験しないまま育った人なのかもしれないですねえ。料理は面倒、自分だけが食べるなら、じゃあそこらへんのもんを齧ってればいいかって発想にいたる人なのでは、と―――だから、太れな(ry」