パラレル 柿の木の下で 節分
ある日、羊は言った。
「あ、バレンタイン前に節分はwww
節分はどうなるのかしらwwwww
やっぱりバレさんが、鬼役なのかしらwwww
それともH氏が鬼役なのかしら(爆笑 誰も豆を投げられないwwwww
おしえてー うづーきさーん おしえてー(さらに調子乗って躍りだす羊)」
この自由人な羊の行動に、お犬さまが感想欄でこう言った。
「というわけで、ネタください(笑)
節分ネタください。
時間がないので(笑)
バレンタイン欄外編書きましたー!!\(^0^)/(爆)
でも、ほら・・・。
節分が・・・先だって・・・羊さんが・・・
パラレルじゃない方のIFでバレンタインって・・・羊さんが・・・
ほら、踊ってるよ・・・」
犬が羊のわがままに振り回され、無理難題を押し付けられまくっているのがよくわかる会話である ←←
泣ける。この会話は涙なしには読めない ←お前が言うな
そして、そんなお犬さまの為に、バレさん担当みけねこさんが立ち上がる。
「節分……お父さん方が豆をぶつけられてるのを見てすわ何事か、と唖然。 悪いものに豆を投げて追い払う→日頃のお父さんに対する不平不満をぶつける日、と誤解。
または外国のどっかのお祭ノリで、ひたすら豆を投げ合う祭、と誤解⇒雪合戦ならぬ豆合戦勃発。
日本では豆は ①甘い ②枕→非常食 ③武器 と誤解を含む新たな知識を獲得。」
このネタを経て、こんな「節分」が出来上がったのである。ちなみ私的食いつきどころは、「んっんっ」←
犬「みけねこさんの素敵妄想から書き上げました。
後半、「おいwwwwまてwwwwww」 ってなる部分に気づかれたあなたは す け べ ☆ (爆)
さくっと追放されたらどうしましょう(いい笑顔) ←」
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今日は節分です!!
数日前、豆を撒いて、太巻きを食べて・・・ と、家事の手伝いをする潤み目少年に説明していたおじさまに、思わずそわそわと視線を送ってしまったのは・・・仕方ないと思いませんかっ!?
節分にちなんだマジックを最近思いついたところに、この会話!
親に見てもらって褒めてもらっても、そこはやはり親の欲目というものがあるわけです。
おじさまの所の人は厳しい言葉もはっきりと言ってくれる人がいるし、慰めてくれる優しい少年もいるし、思いっきり凹んでも大丈夫なところなので、マジック修行中の私としては大切な場所なのです!
えぇ、マジック修行中の私にとってはね!
べ、別におじさまがいるからとか、そういうことじゃ、な、いやいやいや、何を考えているの私!!
火照る頬を抑えて、おじさまにお呼ばれした私は今日も元気に柿の木宅にお邪魔した。
太巻きは作り終えて冷蔵庫へ。
豆まき用の豆も、升に入れてちょっと本格的。
後は鬼役なんだけど・・・
ちらり
思わずおじさまを見ると腕を組んで眉を寄せながらも頷いてくれた。
嬉しい!
実は、おじさまには赤鬼。痩せ男には青鬼をやってもらいたかったんだぁ♪
痩せ男とパッツン少年は所用で出かけているらしく、みんなが揃うまでのんびりとお茶を飲むことに。豆まきを始める前に、節分ネタのマジックの準備のために奥の部屋を借りてこそこそと準備をしつつ、予習をしていると、いつの間にか時間が経っていたようで賑やかな声が聞こえてきた。
あっ、そろそろおじさまに変身してもらわなきゃ。
縁側に面した居間に行く途中でおじさまに会ったので、その場で変身してもらい、ぎゃいぎゃいと騒ぐ声と潤み目少年の悲鳴めいた声に首をかしげながら障子戸を引いた。
そこには豆を投げ合う痩せ男と元気少女。
え、なんで投げ合い? って、だんだんヒートアップしてきた!?
これは危ないんじゃ と一歩踏み出して止めようとすると足元に散らばった豆に足を取られて体勢を崩した痩せ男の持っていた豆がこちらに飛んできた。
「ひゃ、ひゃぁぁぁぁ!!」
思わず悲鳴を上げ、来るであろう痛みに腕で顔をかばいつつも身構えた。
・・・あれ?
恐る恐る前を向くと、広い赤い背中。
後ろ姿からでもわかる怒れる赤鬼がそこにいた。
「だ、大丈夫ですか?痛かったですよね?」
思わず腕にすがりつくと、なんでもない という風に部屋の隅へと手で押された。
潤み目少年は、ほっとしつつ怯え、痩せ男と元気少女の顔色は蒼白というのはこんな顔色なんだなぁ と思ってしまうほど血の気が引いていた。
特大の雷が、柿の木宅に落ちた。
私と潤み目少年とおじさまで和やかに豆まきをし、年の数だけ豆を食べ、太巻きを頬張った。
太巻きを頬張る頃には、二人も復活し、いつの間にか如何に無言を破るかということに熱意を燃やしていた。
元気だなぁ~
とほのぼのしつつも、太巻きを作る際に欲張ってしまった私は、口に収まるには少し大きい太巻きを必死に咥えながらも食べた。
苦戦しつつも、何故か食べている最中に視線を感じたので見返すと、目をそらされた。
・・・ご飯でもついてたのかなぁ?
元気少女と見比べられもしていて、一体なんなのか、あとから聞いても教えてはもらえなかった。
食べ方下手だったかなぁ・・・。
節分ネタマジックは、概ね(おおむね)成功し、ありがたい指摘も受け、夕暮れ時には帰途についた。
赤い夕日に、庇われた赤い背中を思い出す。
思わず火照る頬も夕日のせいにし、夕日を受けて淡い色に色づく雲のように、淡い色をした想いを自覚した。
優しい赤鬼に出会った、忘れることのできない節めの日。
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まじかる少女、結構女の子女の子しているイメージで書いています。
ので、そんな子が、太くて黒いのを頑張ってくわえていて、なんとなく見ちゃいけないもの見ている感じがして目が合わせられないのに、英雄様は元気にパクパク食べていて、あれ同じ年齢だよな二人共 みたいな視線を向けられているっていう、まさかのセクハラです!(どーん)(爆)
今!夜なんです!!ごめんなさい!!!!!!!!! ←
黒くて太いの咥えて 「んっ、んっ」 とか頑張って頬張ってるまじかる少女でごめんなさい!!
あ、ドピンクなら許容範囲ですかね?(まてこら)
これにOKだしていただける羊さんの懐の広さったら・・・
素敵!羊さん!さぁ、太巻きをどうぞ♪(おいまてこら)
えー・・・。
本当にすみませんでした(土下座) ←
以下、豆に対する真面目な話。
感想欄の素敵住人さまたちは、博識でいらっしゃる(憧
たいてい、アホな質問をしているのは、羊である orz
犬「食べ物を投げるという行為は外国人からしてどうなんでしょうね。
トマト投げがあるしパイ投げとかもあるからいいんでしょうか。
というか、投げた豆って、あれあとから食べるんです??
保育園の時の思い出としてはピーナッツ(殻付き)投げてあとから回収して殻を割ってもぐもぐしてましたけど(笑)」
もっともるもっと!!さま (←)「豆まきの起源は鬼儺、追儺(鬼やらい、ついな)といわれる中国から伝わった呪術文化にあります。
天然痘や疫病【痘】で多くの人が亡くなりました。禍いをもたらす荒ぶる魂【鬼】を祓い鎮める【儺】ために豆(豆は痘に通じる)を撒きます。
古代においては言葉そのものが呪なので、ピーナッツ【花生】では成り立ちません。これは日本で民間に広まった際に変容したものです。
ヨーロッパ圏の人に説明するときは、「悪魔祓いで聖水ぶっかけてるようなもの」といえば伝わりやすいでしょう。 ←暴論
なお、まいた豆は拾って歳の数だけ食べるらしいですよ。」
羊「ピーナッツは、小さい子がその後食べる時に、汚くないとか拾いやすいとかそういう所から広まってるんでしょうねえ。ググって知ったわけですが、炒り豆使用が通常なんですねえ。まいた豆から芽が出ては都合が悪い……たしかにって納得しました。
(略)ここから脱線して、平安の御簾とかってちょー萌えると語りだすアホな羊 ←
まいた豆を拾って歳の数だけ食べる。
ふんふんなるほど。とっつぁんとお団子奉行www
それ、シニア組が大変じゃないですかwwwwwww
節分終わって、やれやれって縁側にいるシニア組が、庭を見ながら、時々、豆を食っている所を想像して萌えるわけです。
途中で「……何粒食べたか」ってきかれて、とっつぁん、顔をしかめて「忘れた」って……なにこのボケ老人会話wwww
いやそもそも、二月はまだ寒いんだから、シニア組をいい加減、縁側から先に入れてやるべきですねwww
なんで、いつも縁側と庭想像なんだろう(笑」
……いったいどうしたことか。これを読んで気付きました、はっきりと気付きました。羊のアホ度は重度のようです(真顔
特に羊の前にお話をくださった方との落差が凄すぎる(震撼
大学の講義中に、園児が飛び込んできたレベルwww
すみませんwww なんかすみませんwwww