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七話
そして俺たちは次に向かった。その辺りは特に何事もなく街案内が進んだ。
道路
「さて、そろそろ日が暮れるから帰るか。」
順平が言った。
「ん、だな。帰るか。結構、遠くまで来たみたいだしな。」
「ここからだと電車に乗ったほうが早いぞ。俺はこっちだ。」
「そっか、また明日な。」
「おう!」
いい笑顔で言った。
電車の改札口
俺はこの街に慣れてないか、疲れはててた。
後はもう帰るだけだったからだ。
日中は天気がよかったのか制服は汗の籠った匂いでいっぱいだ。
早く家に帰りたい・・
電車のホーム
あぁ早く来ないかな・・・
周りを見ると皆似たような顔をしていた。
そして俺はある一人に目がいった。
(アイツこの間の!)