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八話
俺が近づくと女はそれに気づいたかその場から離れようとするが、駅のホームなのでそこまで遠くまで行かなかった。
「ちょっと、あなたは誰?!近づかないで!」
女はスゲーわめいた。鬱陶しい。
「この前、商店街で俺に助けを求めた女だよな?」
「だからなんですか?知りません!」
らちが明かないこういう時は・・・
「落ち着け!」
一喝!
「・・・はい。」
「では、改めて「一番ホーム電車が到着します。ご注意下さい。」・・・」
そして電車が来るときの特有の突風が来た。
「えっと、行き先は同じですから中で話しましょう。」
「・・・・・・・・。」
電車の中
「それじゃあ、さっきの・・・」
乗って暫くして話を切り出そうとすると
「この人今、私のお尻を触りました!!」
やりやがったなこの女[アマ]!
そして俺は周りの奴らに捕らえられ、次の駅で降りさせられた。