終わらないかくれんぼ
毎朝のお散歩をしていると公園では子どもたちの和やかな声が響きわたる。
どうやら女の子たちでかくれんぼをしている。最中だったらしい。
かくれんぼは鬼を1人決め、その鬼が目を覆って数を数えている間に、他の人が物陰などに隠れ、鬼がそれを見つけ出す世界的な伝承遊びだ。
1から10まで数える鬼の女の子。そして「もういいよ」とせかす女の子たち、それはなんとも微笑ましい風景にみえた。
藤元明緒監督は「かくれんぼは見つかるのが楽しい遊びでもある」と語った。ここにいる、忘れないで-。子どもの遊びに民族の痛切な叫びや苦痛が隠喩される。
未成年者略取誘拐事件があとを経たない.
日本国内では、現在も未解決となっている誘拐・連れ去り事件が複数存在する。
下校途中に小学生に声をかけ誘拐をしたり木の影や隙間などでかくれんぼをしている女の子たちを狙って取り押さえ誘拐するという事件もある。
子どもたちはかくれんぼ中なために人通りを好まない傾向にあり、それを狙い誘拐していくのだろうか。
裏側の国ミャンマーで不法移民として存在を否定され、弾圧される。多くの子どもたちはおびただしい血が流れた。国籍すらなく、隣国バングラデシュの難民キャンプで110万人が肩を寄せ合うが、光が見えないかくれんぼだ。
友達を探していた鬼は全然みつからない友達に困惑し泣き出してしまう。
隠れた女の子はすでにどこへ行ってしまっているのだろうか。




