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第二幕 前書き

ダークサイド・シンフォニアの外伝として、本編と同じ時間軸での九州で起こるダークサイドとヒーローサイドの抗争を描いた作品です。

本編の様に長編にするつもりはないので、本を一冊読む気持ちで気軽に読んでいただけると嬉しいです。


本文でも触れますが、一応「ダークサイド・シンフォニア」または「ダークサイド・シンフォニア外伝」の時代設定と背景を説明しておきます。

今は2400年、私たちが生きる時代より400年ほど先の未来。2200年に起こった世界を二つに分断するディストピア大戦により、支配階級のヒーローサイドと、支配され差別を受けるダークサイドの2種類の人間ができてしまい、2400年でもその差別は根強く残っています。そんな世の中を変えるため戦う少年少女を描いた作品が、「ダークサイド・シンフォニア」です。

本作「ダークサイド・シンフォニア外伝」の舞台は九州。荒くれ者が集い、ヒーローサイドとダークサイドの抗争が絶えず無法地帯となった九州で、お互いは戦い、憎しみあって生きている。そんな中で、弱きダークサイドを守る為戦う愚連隊「鳳蝶」と、ダークサイドを憎むヒーローサイドの少年がぶつかり合い、分かち合って成長していく物語です。


第二幕も、どうぞお楽しみください。


〈第一幕のあらすじ〉

幼馴染を奪われダークサイドを憎むヒーローサイドの少年、切尾千影(きりおちかげ)は、総長である高蝶玄斗(たかちょうげんと)の勧誘を受けダークサイドの愚連隊「鳳蝶(スワローテイルズ)」の一番隊に入隊することになってしまった!一日だけ二番隊預かりとなった千影は鳴き猫商店街にて最近台頭してきたクマモトの暴走族、愚裏厨離(グリズリー)の幹部、緋狩結尭(ひかりゆたか)と遭遇し、二番隊隊長の仙水文清(せんすいふみきよ)、副隊長の小鳥遊(たかなし)ルイと共に緋狩達を退けることに成功した。

最初は彼らを敵視していた千影も、段々と玄斗達を理解しようとするのだった。



<登場人物紹介>

切尾千影(きりおちかげ):ヒーローサイドの国立華乱高校1年生。幼馴染を奪われたダークサイドを憎んでいたが、鳳蝶一番隊に入隊することになる。かっとなりやすいように見えるが、案外冷静で素直な一面もある。ヒーローパワーは「蜥蜴(とかげ)」。

高蝶玄斗(たかちょうげんと):ダークサイドで国立華乱高校3年生。ダークサイドを守る愚連隊、「鳳蝶(スワローテイルズ)」の総長。世間からは恐れられているが、実は優しくお人好しな性格。

高蝶(たかちょう)あげは:玄斗の妹で千影の同級生。9歳の時にヒーローサイドに殺害されているが、自身の能力「幽霊(ゆうれい)」で蘇っている。

天神殺女(てんじんあやめ)(奏恵(かなえ)):千影の幼馴染。ダークサイドによって誘拐されて奏恵の精神が抜き取られ、暴虐的な性格の少女「殺女」が入っている。広島弁で話す。

道明寺貴臣(どうみょうじたかおみ):鳳蝶一番隊隊長。皆の父親的存在。

鵺野裕貴(ぬえのひろき):一番隊副隊長。おっとりしていてしっかり者。華乱高校出身の22歳。

仙水文清(せんすいふみきよ):鳳蝶二番隊隊長。真面目で紳士的だが怒らせると恐ろしい。ダークパワーは「清水」。

小鳥遊(たかなし)ルイ:二番隊副隊長。いつもはヘラヘラとしているがいざという時は頼りになる。華乱高校出身の22歳。ダークパワーは「小鳥遊(タカナシ)

緋狩結尭(ひかりゆたか):クマモトから台頭してきた暴走族「愚裏厨離(グリズリー)」の第2郡長。「手術(オペ)」と題した奇妙なヒーローパワーを使う。一度文清に敗北し逃走している。

大橘(おおたちばな)渡稀(とまれ):愚裏厨離の第1郡長。熊本弁を使う謎の女性。果実に関係したパワーを持っている。



※この作品はすでに投稿された「ダークサイド・シンフォニア 外伝 九州編 第一幕」に続く第二幕です。そちらを先に読んでからこの話を読むことを強くお勧めします。

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