番外編 人外の茶会
なんだかんだ仲いいと思うこのふたり
さてとコイツどうやって殺してやろうか?この願い事の一つはこの紙に書いてることをやってにして実質的に願い事を増やすなんてことをするずる賢いこいつをどう調理してやろうか?
「おいクソ野郎お前は何を考えてる?」
「特に何も」
「それにしてはおかしいよなあなぜお前ほどの邪神があんな一人にかまけている?」
「ベッツニー君にだってかまけてることあるしー」
「いや私ならまだ理解することができる、だがアレはただお前が持っていたへそくりのようなものを混ぜて作った外側にただの人の魂が入った道楽で作っただけとしか思えないただの眷属だろう?」
「[私ならまだ理解することができる]だってーぷぷぷーおもしろーい自意識過剰すぎてこっちもなんか恥ずかしくなってきちゃったこういうのなんて言うんだっけそうそう共感性羞恥っていうんだっけ」
相変わらずムカつく野郎だな
「その部分はいいからさっさと私の質問に答えたらどうなんだ?」
「それに関してなんだけど君気付かないの?」
「何にだ?」
「彼の異常性にだよ」
「いや全く、アレはただの元、人の魂じゃないのか?」
こいつは何を言っているんだ?アイツの感情はちゃんと常人が感じるような揺れ動き方をしていたぞ?反応だって恐怖と気持ち悪さで吐いた時だってどこもおかしなところはなかったはずだが
「そうだよ彼はただの人の魂さ、でもね彼君がしたことに対して毎回罪悪感を示していたでしょ?」
あれかとんでもないお人好しだってことか?
「つまりバカということか?」
「それもあるんだけどね彼はね精神力が化け物なんだよ彼的に言うならpowの数値がバグキャラみたいになってるとかいうのかな?それとも死に戻りできるレベルとかいうのかな?」
「どういうことだ?」
「つまり彼はねどんな拷問を受けても愛しい人が目の前で死のうとも根源的恐怖を呼び起こすどんなにおぞましい存在を目の前にしても、狂わず正気を保ち続けることができるのさ」
「それこそ狂っているんじゃないか?」
「これ面白いのが一応精神力の上限があるんだけど人が生きれる大体百年ポッチじゃどうやっても使い切れないっていうのが面白いよねぇ」
人の話を聞くことも出来ないのかこいつ?
「常軌を逸しているのが狂っているというのならその特性は十分狂っているんじゃないか?」
「そうかもね、でもさ狂っているていうのは人によって感じ方が違うわけだからそんなふうに結論づけるのはナンセンスだと僕は思うけどね。あとなぜ君を彼につけたのかって聞いてきたじゃん?そ
理由はね僕は彼が狂うところが見たいのさそれで狂う前に簡単に死んでもらわれたら困るからさこんなふうに特別な措置をとったってわけだよ」
「相変わらず理解し難いなお前の言動、行動は」
「お褒めにあずかり光栄だよぉそれで彼は異世界でやっていけると思う?」
「私から10秒逃げ切れたのだからおかしな魔境でない限り生き延びることはできるはずだ」
「そうかならいいね、てか君さ流石に彼の体に門を取り付けて30秒経ったら即転移は酷いと思うよ?」
「ハハハ追いかけ方の指定はなかったからなそれに魔法でも魔術でもないぜこれ時止はちゃんとしなかっただろ?」
追いかけっこで追いかけるものに転移してはいけないなんてルール言ってなかったしな
「それ極論ていうんじゃない?あと時止はしないでって書いたと思うんだけど?」
クソッコイツの手駒を一人でも減らせれば良かったのに、流石に肉体性能だけじゃ殺しきれなかった。
「ハハハ…そろそろまた旅を再開させてもいいか?」
「いいよ眷属になるときはまたここに来ればいいからね」
「考えておく」
…私はまた旅を再開させたもっと色々なものを見てもっと幸せを得るために色々なものを得て強くなるために。最悪ではあるが帰るところも手に入れた全くもって最悪ではあるが。
マジョルト教官は様々な世界を渡りその世界で強くなる方法を全て試して強くなりまた違う世界に行って強くなるというのをずっと繰り返している人間です。例えばリ○ロの世界に行ったりすると魔女因子を奪い取ったりとか。因みにレベルのある世界も何回か体験しているのでxの世界でレベル100yの世界でもレベル100合わせて200レベル分の強さとか馬鹿じゃねえの?みたいな補正もあります。
邪神様の解説はまた今度で
追記明日は無理