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エッセイとフィクションのはざまで どこからでもあきます
エッセイとフィクションのはざまで どこからでもあきます
どこからでもあきます
どこからでもあけられます
開かないじゃないか
開いたけど手に付いた
開いたけど斜めに切れる
それも戦いだけど
開けるところさえない
そんな包装がゴマンとある
個別包装だって緩いわ
なかったはずの技術ができて
感動していたはずなのに
慣れるのは早いわね
出来ないと文句も出るわ
文句も早いわね
進化しているけれど
細かい感動は一瞬で消えていく
慣れるのは早いわね
出来ないと怒鳴られる
苦情も増えるわ
どこからでもあきます
どこからでもあけられます
こっそりと文字が消えていく
慣れたでしょう
勝手に開けて
文句は聞かない
開かなくてもしらない
だってただの時間泥棒よ
便利になったのに文句も多々増える
今日も進化はしているのに
進んでいるのに
怒鳴られる
開けられるでしょうか
文字の消滅はいつかしら




