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エッセイとフィクションのはざまで 夏の白球
エッセイとフィクションのはざまで
夏の白球
スポーツには見る派もいれば
やってこそという人もいる
そして
全く興味のない人もいる
拒否という人もいる
知ってるわ
健康のためには歩かなきゃいけないって
知ってるわ
長生きのためには体力必須なのよ
暴力にまで耐えて戦うスポーツ
新聞を読みながらこれを
前向きとみる気か悩みつつ
大人によってころころ変わる
ルールに振り回されつつ
子供のためになってるのかしらと思いつつ
熱中症警戒のアナウンスが
毎日流れる向こうで
若い子が白球を追いかけている
足をつりながらやるスポーツの
その楽しさも
その辛さも
永遠にわからないし
永遠に知ろうとすることもないだろう
知ってるわ
今しかできない経験なのよ
知ってるわ
得られるものはきっと一生語れるもの
今日も子供の一喜一憂に
大人も語っている
振ってはいけない話題上位三つ
冷たい視線に気が付かず
薄い微笑みを顔に張り付けて誰かが語る




