7人目
只今ネタ切れ中 どんな人物 どんなことをしたか をぜひください。
お題をくださった方ありがとうございます!
その日軍人が死んだ。
彼らはただの軍人であった。
彼らの国は小国ながら莫大な富を生む土地を持っていた。
しかし、小国に似合わぬ物は大国から狙われる原因となった。
小国とて、やすやすとその土地を明け渡すような愚かな国ではなかった。
富を生むものを使い、その国を守ろうとした。
その結果は目に見える結果であった。
彼もまたそうなると確信をしていた。
彼は彼の仲間たちと計画し、国の血が続くように行動を起こした。
その行為は国にとって褒められたことではなく、戦いから逃げると同じ事であった。
もし、次があるならそれをつかむために
この戦争に対して疑問を持っている人たちを王孫とともに匿い進んだ。
しかしそれは露呈すれば確実な逆賊、国賊行為であった。
だが、滅び去っていく国からもらっても関係がなかった。
それは国として滅び、植民地となった。
国に残った、王や貴族たちは首を連ねた。
植民地となったその場には圧政が敷かれた。
その生み出す富を多く求められるようになっていった。
そんな不満が多く地の民にたまっていった。
彼らは20年の長い歳月をかけ、革命を起こした。
地の民を立ち上がらせ、王として王孫を掲げ進んだ。
大国はそんな行動をいち早く察知することができなかった。
20年の間に作り上げられた緻密な計画は情報の伝達を防ぐようなものであった。
そうして、革命は成功し国を再建することができた。
そして二度と植民地にならないよう、すぐに他国に向けて商談を行い国としての地位を強固なものにしていった。
ただの軍人が起こした命を顧みない行動が、一つの国を救い上げた。
時が過ぎ、安寧なものになったのを見送り彼は仲間に守られ旅立っていった。
彼らの行いは褒められたことではないことは確かだが、世界中にある植民地の民たちが彼らの行動を習い、多くの革命が起こされていった。
人々が圧政に苦しむことがない平和な国を、世界を作り上げる礎となった。
その日、亡き国の国賊として国を立て直した功績者が救世の軍人として死んだ。
故人:旧第二十四陸軍小隊 隊長グレイアース・ゼータ・アキーネス少尉
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またの別の英雄でお会いしましょう。