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こっちへ、おいで  作者: まや
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初めてのホラー本です。

上手く書けていたら嬉しいです。

「ねぇ、知ってる?」

「えっ?なになに??」

「学校の七不思議ってあるじゃん?」

「うん、」

「実は、それ全部ある一つのものからきてるんだって」

「えっ?そうなの?でも、七不思議だから7じゃないの?」

「うん、そう言われてみたいだけど、本当は一つなんだって」

「へぇ~、そうなんだ、でもどうせただの作り話でしょ?」

「うんうん、それが違う見たい。何か、本当の話で、その体験をした人がいるみたいだよ」

「へぇー、そうなんだ。で、それには名前とかあるの?」

「うん!!それの名前はねーーーーーーーー」

「んっ?何?聞こえない!!」

「だからーーーーーーーーーだよ」

「だから、聞こえないっ」

ん?ふと、後ろから肩を叩かれた。

私は、慌てて後ろを振り返る。

すると・・・・・・。

ビチャリと音がなる。

気がつくと首が軽るくなった。

そして、よく見ると首から大量の血が流れていた。

そう、私の首は胴体と切り離されていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バサッと、私は、飛び起きる。首と胴体が切り離されていないか、首に手を当て確認する。

切り離されていないことを確認すると、私は安堵した。

私は、夢を見たと思った。

実は昨日、同窓会がありその時に親友のめいがちょうど怖い話をしていた。だから、怖い夢を見たのだとその時の私はそう思った。


あの、出来事が起こるまでは


「おはようごさいます」

私はそう言い、自分の席に着く。すると、隣の席のりょうこから話しかけられた。

「ねえねえ、それで昨日の同窓会はどうだった」

「うん、楽しかったよ。りょうこも来れば良かったのに皆、りょうこに合いたがってたよ」

私、めい、りょうこは、高校からの親友同士でりょうこと私は同じ会社に勤める同期でもある。めいは、広告会社に勤務している。

昨日は、高校の同窓会だった。りょうこは家庭があるため昨日は参加しなかった。私とめいは、彼氏はいるものの結婚はしていない。


「それで、りょうすけ君には合えたのかなー?」

りょうこがニヤニヤしながら言う。

「なっ!?なんで、あいつの名前がでるの?」

私は、慌てて言う。

「だって、昔はりょうすけ君好きとか言ってたじゃん!!同窓会来てたんでしょ?さあさあ、言いなさい」

「なっ、何にもないよ。ただ、会社どうとかしか話してない」

私がそういうと、

「えー、たったそれだけ?」

りょうこはあきれ顔で言う。

「はぁー、そんなんだから彼氏にすぐ振られるのよ」

「しっ、仕方がないでしょ!!もう、4年はたってるんだし、あっちだって彼女に1人くらいいるでしょ。もうこの話し無しー!!仕事に集中集中!!」

私は、話を終わらせてパソコンに向く。

りょうこも「はいはい、そーですか、そーですか」と言いつつ、仕事を始める。


私は、パソコンで文字を打ちながらふと、思った。夢で見た、あの怖い夢を。

あのとき、私に話していた少女は誰だったのかと。あれは、明らかにりょうこやめいでは無かった。クラスメイトの誰かだとも思ったが、私が高校で仲が良かったのはりょうこやめいだけだった。では、夢で出てきた少女は、一体誰なのか。私は、そう考えたが夢の中と言うことで考えることをやめた。



呼んでいただき、ありがとうございました!!

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