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それは未来の理想
時間が余りすぎて暇だ~
と暇潰しにでも
「私は…私は……」
最後に彼等の顔を見たのは何時だったろうか?
視界が酷く滲み、視界が安定しない私の脳内で私の最愛なるかつての友たちの背中が映し出される。
自身から流れ落ちる血液の量からして死が刻一刻と近づいているのに気づき、ここで死に絶えるのだろうかと自身に疑問をぶつけた。だが私は自身の疑問に理想という名の余りにも模範的な解答からかけ離れた応えを返した。
「私は死なない。いや、死ねない。私には幸福を増やす義務がある。」と
私は私の信念の元に進んできた。今更自身が行ってきた行為を否定も肯定もしない。進んだ道をかつての仲間に否定され、決別した後、彼等にあと少しの所だった理想を破壊され、妨害された。
だが、私はここで死ぬべきではない。死んではいけない。まだ止まる訳には行かない。私の醜い感情が、死を拒み、止まりたくない…死にたくないと囁く。
醜悪なる感情に従い、私は倒れ伏しながらも醜く少しでも生を得る為に這いずり、その場からの逃走を図る。
這いずり、誰の目にも止まることなく彼は進み続けた。
「次こそは」と小さく囁いて
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