【揺花草子。】<その1892:リターンズ。>
【揺花草子。】<その1892:リターンズ。>
Bさん「そんなわけで、阿部さんをわたわたさせるためだけに
昨日と同じ服を着て来てるぼくですがね。」
Aさん「いや・・・もうホントそう言うのタチ悪いからやめて欲しいんだけど・・・?」
Cさん「ちゃんと下着は替えてるわよ。」
Aさん「だからそう言う話は!!////」
Bさん「まあ正直なところぼくにはまだ縁遠い朝帰りですけれども、
オトナな大人の皆さんは、まあ一度や二度あるんでしょうなぁ。」
Aさん「(縁遠いんだ・・・)
オトナな大人って表現はなんともアレだけども、
まあ・・・そうかも知れないねえ。」
Cさん「阿部さんの実体験を訊いてもいい・・・」
Aさん「ダメです。」
Cさん「食い気味にお断りを入れて来たわね・・・。」
Bさん「訊かれたくないと言うことかな?」
Aさん「(そりゃ訊かれたくないだろ・・・!!)
ブ・ブリジットにはまだ早すぎるっ。」
Bさん「えぇ〜・・・? そうかなぁ・・・。
その気になればぼくだって朝帰りのひとつやふたつ余裕なんだけど・・・?」
Aさん「なななななにを言ってるのきみは!!?
カトリーヌさんに怒られるよ!!?」
Cさん「本人がきちんと責任を取れるならとやかくは言わないわよ。」
Aさん「そ・そうなんです?」
Cさん「うち門限あるけどね。」
Aさん「それ実質とやかく言ってるやつじゃないですか!!」
Bさん「ま、ともかく、精神的には朝帰りなんて余裕だって事です。」
Aさん「いや・・・そうなの・・・?」
Bさん「なんなら黄泉返りだって余裕だよ。」
Aさん「それはそれですごいけど!!!!!」
黄泉比良坂をダッシュで駆け上がれる系。
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