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【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年3月
78/365

【揺花草子。】<その1878:隅っこ。>

 【揺花草子。】<その1878:隅っこ。>


 Bさん「せっかくなので今日はお料理の話をしようと思うよ。」

 Aさん「あぁ・・・昨日の包丁云々つながりね?」

 Cさん「関係ないけど『お料理界』と『オリョール海』って似てるわよね。」

 Aさん「その潜水艦が劣悪な労働環境を訴えるやつ!!?

     ホントに全然関係ないですね!!?」

 Bさん「料理番組っていろいろあるよね。

     少し前に例のもこみちさんがオリーブオイル使いすぎって

     クレームが来たなんて話があったけど。」

 Aさん「あぁ・・・あったねぇそう言うニュース。

     でもあれはある程度エンタテインメントでもあるわけでね・・・」

 Cさん「ホントそうよね。別にオリーブオイルあんなに掛けたくなければ

     掛けなければいいだけだものね。

     それよりも番組のライブ感とかを重視した演出だってことよね。」

 Aさん「まぁ・・・。」

 Bさん「あとはたまの失敗はスパイスだったりもするよね。」

 Aさん「それはずいぶん前の番組だよ!? もはや懐かしいやつだよ!?」

 Bさん「フィクション界隈でもグルメものと言うか、ゴハンものは

     ここ最近かなり数が増えてるよね。」

 Aさん「あぁ・・・確かに。

     毎クール1つぐらいは食事がメインテーマになる作品がある印象だね。」

 Cさん「割と昔からジャンルとしては確立してはいたけれども、

     ここ数年で急に盛り上がって来てる感じはあるわね。」

 Aさん「ええ、確かに。」

 Bさん「でね、こう言う作品はさ、もちろんすごく高級なグルメを扱ったり、

     それを作る料理人にフォーカスを当てたりと言うのもあるし、

     もっと庶民的な家庭料理とかに視点を置いたりするのもあるじゃん。」

 Aさん「ああ、うん。」

 Cさん「試食部エピソードとかすごく良かったわよね。」

 Aさん「またポイントの狭い話をしますね!?

     確かに試食部の2人可愛かったしツインテガヴちゃんも可愛かったし

     そもそも試食部じゃなく調理部ですけどね!?」

 Bさん「まあともかく、お料理ものと言ってもポイントの置き方で

     いろいろ描き方が変わるって話ですよ。」

 Aさん「そうだね。野菜とか材料とかをテーマにするジャンルだってあるしね。」

 Bさん「そんな中で、ぼくはちょっと視点を変えて、

     道具にフォーカスしてみればいいんじゃないかと思ったよ。」

 Aさん「道具・・・包丁とか鍋とかってこと?

     確かに料理人が求めるすごい包丁や鍋を作る職人さんとかを主人公に据えるとかって

     ちょっと面白いかも知れないね。

     どっちかと言うと青年誌向けって感じかも知れないけど。」

 Bさん「うーん、もしかしたらそう言う方面の作品はもうあるかも知んないからさ。

     もうちょっと意表をついていきたいなぁ。」

 Aさん「意表・・・。

     じゃあまな板とか?」

 Cさん「あれ龍驤ちゃんの話?」

 Aさん「違います!! 独特なシルエットの軽空母の話はしてません!!」

 Bさん「誰がまな板だ!!」

 Aさん「突然キレないで!!? きみの話も全くしてないよ!!?」

 Bさん「まあとにかく、お料理に使う道具で、あまり人が目を向けないようなものを

     取り上げたいなぁと。」

 Aさん「うーん・・・例えば?」


 Bさん「三角コーナーとか?」

 Aさん「その話面白いの!!???」


 そこを何とかするのが物書きの腕の見せ所。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/03/19.html


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