【揺花草子。】<その1871:その冷たさも心地良い。>
【揺花草子。】<その1871:その冷たさも心地良い。>
Bさん「『かゆいところに手が届く』って言うじゃないですか。」
Aさん「ああ、言いますね。」
Cさん「さしずめ阿部さんはかゆいところに手を届かせる努力をするぐらいなら
掻かずに済ませるタイプよね。」
Aさん「何がさしずめですか酷い言いようですね。」
Bさん「あのさ、いちおうテキストコンテンツだから説明しておくけど、
ぼくらはこのスタジオのブースの中で、向かい合って座ってるじゃないですか。」
Aさん「うん、そうだね。」
Bさん「で、ぼくらの間にはテーブルがあるわけだけど。」
Aさん「そりゃ・・・まぁ。
マイクとか資料とか筆記用具とか飲み物とかが置かれてるわけだからね。」
Bさん「もしぼくと阿部さんがそれぞれ手を伸ばしたら、
お互いの手に届くかな?」
Aさん「え? そりゃ・・・届くんじゃない?
そんな広いテーブルじゃないし・・・」
Cさん「でもさっきも言った通りもろもろ置いてあるわけだしね。
それらが邪魔になって届かないかも知れないわよ?」
Aさん「あー・・・まあ、それはそうかも知れないですけど。」
Bさん「と言うわけで、ちょっとね、試してみたいの。」
Aさん「試す。」
Bさん「あのね、ちょっとね、腕を伸ばして。」
Aさん「え、こう?」
Bさん「で、ぼくも腕を伸ばす。」
Aさん「お、おう。」
ぎゅっ
Aさん「(おっ////)」
Cさん「俗に言う恋人繋ぎってやつね。」
Aさん「(っっっ////)
ブ・ブリジット相変わらず手が冷たいね////」
Bさん「阿部さんは手汗がすごいね///」
Aさん「マジか!!!」
Bさん「でもちゃんと届いたね!////」
Aさん「と・届いたね////」
Bさん「『かわゆいところに手が届く』って感じだね♪」
Aさん「(なに言ってんのこの子////)」
不意打ち。
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