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【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年3月
68/365

【揺花草子。】<その1868:Tactics。>

 【揺花草子。】<その1868:Tactics。>


 Bさん「1868年はもう激動と言う言葉以外は当てはまらない1年だね。」

 Aさん「あぁー・・・まあ、そうかも。」

 Cさん「年が明けてすぐ、ついに戊辰戦争が始まったわ。」

 Aさん「そうですね。

     鳥羽伏見の戦いが端緒になったんですよね。」

 Bさん「そうそう。

     この戦いで旧幕府軍を率いていたのが土方さんだったね。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「岩倉卿の目論み通り戦場に錦の御旗が立てられたことにより、

     旧幕府軍は一気に戦意を喪失して前戦が崩壊してしまった。」

 Aさん「岩倉卿と薩摩藩が偽造したと言う説もあるやつだよね・・・。」

 Bさん「この後間もなくして淀まで退いた旧幕府軍ですが戦いは収まらず

     結成以来の古株である源さんがとうとう戦死してしまいます。」

 Aさん「あぁ・・・」

 Cさん「あの話数は号泣だったわね。」

 Aさん「やっぱりドラマの話なんですね?」

 Bさん「そこからはもう坂を転がり落ちるような勢いだったよね。

     将軍は早々に京を脱出し、朝敵の烙印を押された旧幕府軍は

     ろくな統率も取れず東へ東へ。

     戊辰戦争の行方は上野戦争や会津戦争、そして箱館戦争へと移っていくわけですね。」

 Aさん「うーん、そうですね。」

 Bさん「会津戦争はあの白虎隊や例の八重さんが出て来るし、

     奥羽越列藩同盟のくだりはぼくら的にも関係がないとも言えないしね。」

 Aさん「(きみに関係があるかどうかと言われると・・・)」

 Bさん「まあそんなこんなで激動の1年。

     明治改元、幕藩体制が崩壊して、名実ともに新時代が始まった年でした。」

 Aさん「そうだね。」


 Bさん「そしてこの動乱を最後に姿を消した

     人斬り抜刀斉は・・・」

 Aさん「えっそう言う方面に話進んでくの!!???」


 まさかのフィクションオチ。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/03/09.html


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