表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年3月
61/365

【揺花草子。】<その1861:試してみたくはある。>

 【揺花草子。】<その1861:試してみたくはある。>


 Bさん「阿部さん体調どう?」

 Aさん「えっ体調?

     いや・・・特に普通だけど。」

 Cさん「すこぶる普通?」

 Aさん「すこぶる普通って表現はなかなかしないですね。」

 Bさん「偏差値で言えば49〜51の枠内に収まるレベルを

     そう表現するのは妥当じゃない?」

 Aさん「体調の偏差値ってなんだよ。

     なにを以って偏差があるとするんだよ。」

 Cさん「女子が半径3メートルに近づくだけで動機息切れが止まらなくなるとかは

     かなり偏差してる気がするわよね。」

 Aさん「ちょっとした変態さんじゃないですか!!

     そんなんだったらぼくは収録中常に

     動機息切れしてなきゃいけないじゃないですか!!」

 Bさん「阿部さんはそのへん隠すのが上手なほうだと思ってた。」

 Aさん「なにその思わぬ評価!!?」

 Bさん「まあともかくこの季節、朝晩の冷え込みのピークも越え、

     日によっては雪ではなく雨が降るってこともある感じになって来たね。」

 Aさん「まあ・・・そうですねぇ。

     でもまあ例年3月になってから1,2回はドカーンと雪が降るけどね。」

 Cさん「そうなのよね。北国甘く見ちゃいけない感じなのよね。」

 Aさん「ですねぇ。」

 Cさん「おだづもっこは帰ってけさいって感じよね。」

 Aさん「その山岳部の道路のふもとにある看板の注意書きみたいなの!!

     別におだってないですけど!!?」

 Bさん「雪もそうだけど、少し暖かくなって来たとかって油断してると

     阿部さんなんかはあっと言う間に風邪ひいちゃうよ。」

 Aさん「いやなんでぼくだけが悪いみたいな言い方?」

 Bさん「阿部さんは一人暮らしだから、風邪をひいて動けなくなったら大変だよね。」

 Aさん「うーん・・・まあ幸運にもここ数年はそんな酷い風邪をひいたことはないけどね。」

 Cさん「あらあらダメねぇ。

     今のは『酷い風邪をひいてもぼくが看病に行くからね』って言う看病回フラグよ。」

 Bさん「ちょっ!!//// 別にそんなつもりは!!////」

 Aさん「まあ二次元界隈では看病回は水着回とかお風呂回に並ぶ

     鉄板エピソードですけど・・・////」

 Bさん「ま・まあ阿部さんの看病をするかどうかはさておいて、

     料理も得意でよく気の回るぼくのようなタイプは

     看病回にはうってつけの人材だと思うのです。」

 Aさん「自分ではっきり言っていくスタイル・・・。」

 Bさん「看病の鉄板と言えばやっぱりお粥じゃない。」

 Aさん「まあ、そうですね。

     食欲がなかったり体力が落ちてるときでも

     程好くお腹に入れられるおかゆは重宝されるよね。」

 Bさん「ささっと卵粥とか作っちゃえるわけ。ぼくぐらいになると。

     刻み生姜とかで栄養もバッチリ的なね。」

 Aさん「は・はぁ・・・。」

 Cさん「阿部さんブリジットのお粥食べてみたいでしょ?」

 Aさん「ま・まぁ、そうですねぇ。」

 Cさん「そして『あーん』とかされたいでしょ?」

 Aさん「いっイヤっ!! それは!!////」

 Bさん「で・でもまあ、阿部さんが望むなら、

     まあ『あーん』もやぶさかではない・・・よ?////」

 Aさん「そ・そうなの?////」


 Bさん「『あーん』の流れから

     おでん芸に持っていくだけの胆力が

     ぼくにはあるからね。」

 Aさん「そんな自信はいらないよ!!!!!////」


 そう言うのはダチョウさんにお任せしたい。


----------

「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/03/02.html


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ