【揺花草子。】<その2153:IaaS。>
【揺花草子。】<その2153:IaaS。>
Bさん「今日もまた『きららファンタジア』の話題です。」
Aさん「きみ『きららファンタジア』に期待しすぎじゃない?」
Cさん「そりゃ期待もするわよ。阿部さんだってそうじゃないの。」
Aさん「いっいや・・・それはそうですけども・・・。」
Bさん「依然としてメンテが続いている同サービス、
ぼくらは初期データダウンロードが終わった程度までしか進んでおらず
すっかり待ちぼうけです。」
Aさん「まぁ・・・。」
Bさん「今回は障害の箇所として『DBサーバが原因』としているね。」
Aさん「そうだね。高負荷の影響って話だね。」
Bさん「こういうゲーム系アプリって、
アプリ側にはおおむねビジュアルまわりの機能しかなくて、
諸々の計算処理や判定、いわゆるビジネスロジックの部分は
バックエンドサーバ側に配置されている構造になっているのだろうね。」
Aさん「おっおぉ・・・急にインフラエンジニアみたいなこと言い出した・・・。」
Cさん「最近は大規模サービスサイトでは例のクラウドコンピューティングが全盛で
負荷状況に応じたオートスケーリングの手法がだいぶ成熟化して来ていて、
ビジネスロジックの部分は比較的弾力的な運用が可能になっているわ。」
Aさん「あっはい・・・。」
Bさん「しかしながらゲームのデータ保存・読み出しのような、
リアルタイムに近いレスポンスと完全なトランザクションが要求される
DBサービスは負荷分散の難しい領域なんだよね。
アプリケーションサーバのように単純にスケーリングすれば
良いってもんでもないからさ。」
Aさん「まあそうだね・・・。
そこら辺が今回の障害回復に時間を要してる
一因でもあるって感じだろうしね・・・。」
Bさん「けど、安心して良い。」
Aさん「え、何が?」
Bさん「だいたいのユーザーは
この程度のメンテには慣れてる
訓練されたゲーマーだろうからね。」
Aさん「そこにあぐらをかかれても困るけどね!!?」
なんにしろ早いとこ復旧して欲しいものです。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/12/19.html