【揺花草子。】<その2148:スクルージ。>
【揺花草子。】<その2148:スクルージ。>
Bさん「少し前にお話ししたビング・クロスビーの『クリスマスを我が家で』ですが。」
Aさん「うん。」
Cさん「『クリスマスを1人で我が家で』ってタイトルにすれば
阿部さんにピッタリね。」
Aさん「酷いこと言わないでください。」
Bさん「クリスマスにおける少数派を構成する阿部さんですが、
天使的存在であるぼくはそんな阿部さんに対して
救いの御手を差し伸べようと思ったよ。」
Aさん「自分で天使的存在とか言っちゃうのか・・・。
と言うか、救いの御手?」
Cさん「『クリスマスを一緒に過ごそうね』と言う遠回しのお誘いよ。」
Bさん「違う!!!////」
Cさん「どうせクリスマスの日も収録があるんだから別にいいじゃない。」
Aさん「いやそう言うことではないのでは・・・。」
Bさん「とっとにかく、阿部さんに対して救いの言葉を授けようと思ったわけ。
具体的に言うと、クリスマスに1人でいることに対して
より積極的な価値を見出すと言うこと。」
Aさん「積極的な価値・・・。」
Bさん「阿部さんは、こんな言葉があるのを知ってるかな。
19世紀末に語られた言葉で、ある種の世界のありようを表した言葉だよ。
この素敵な言葉を、クリスマスを1人で過ごす阿部さんに贈ろうと思うよ。」
Aさん「え・・・どんな言葉・・・?」
Bさん「『栄光ある孤立』。」
Aさん「イギリスの外交政策!!???」
そんなイギリスものちに日英同盟を結ぶことになるのですが。
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