【揺花草子。】<その2146:意思決定。>
【揺花草子。】<その2146:意思決定。>
Bさん「もうすぐクリスマスですが。」
Aさん「うん、そうだねぇ。
待ちもいよいよクリスマスって空気が出て来てるね。」
Cさん「クリスマシビティが高まって来てると表現するのよ。」
Aさん「知りませんけど。」
Bさん「クリスマスを彩る街のイルミネーションやいろんな装飾とともに、
クリスマスの風景に欠かせないものとして音楽がありますね。」
Aさん「音楽。
クリスマスソングってこと?」
Cさん「そうそう。『ラスト・クリスマス』とかね。」
Aさん「なんでそう言う悲しい方のやつをチョイスして来るんですかね。」
Bさん「あと戦メリとか。」
Aさん「戦メリとか略しちゃうんだ。」
Bさん「オールディーズやスタンダードナンバーから最近の楽曲まで、
やっぱりクリスマスと言うのは何かにつけ曲のモチーフに取り上げやすい模様です。」
Aさん「そうだねぇ。」
Cさん「かの The Beatles も『Cristmas Time Is Here Again』と言う楽曲を
発表しているわ。」
Aさん「それは飛び切りマニアックなやつじゃないですか。
ファンクラブ向けに配布されただけのやつじゃないですか。」
Cさん「もちろん『The Beatles Anthology』企画の一環としてリリースされた
『Free As A Bird』のカップリングに収録されたことで
一般に日の目を見たわけだけれども。」
Aさん「そうですね・・・。」
Bさん「で、話を戻すけれども、クリスマスソングですよ。
スタンダードナンバーもいっぱいある。」
Aさん「うんうん。」
Bさん「そんな中で、『クリスマスを我が家で』って曲があるよ。」
Aさん「あぁ・・・うん、あるねぇ。知ってる。」
Cさん「最初にリリースされたのはなんと1943年。
戦場の兵士たちに敬意を表するために作られたと言うわ。」
Aさん「へぇ・・・そんな背景があったんですか。」
Bさん「そしてこの曲を歌った人が、ビング・クロスビーさんと言う人です。」
Aさん「ほうほう。」
Cさん「この曲以外にもいくつものクリスマスソングを発表していて、
『クリスマスソングの王様』なんてあだ名もあるくらいなんですって。」
Aさん「へぇ・・・。」
Bさん「そしてこのビングさん、さらには・・・」
Aさん「さらには?」
Bさん「検索が大得意だったそうだよ。」
Aさん「それは違う Bing さんだなぁ。」
しかもトップではない。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/12/12.html