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【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年12月
346/365

【揺花草子。】<その2146:意思決定。>

 【揺花草子。】<その2146:意思決定。>


 Bさん「もうすぐクリスマスですが。」

 Aさん「うん、そうだねぇ。

     待ちもいよいよクリスマスって空気が出て来てるね。」

 Cさん「クリスマシビティが高まって来てると表現するのよ。」

 Aさん「知りませんけど。」

 Bさん「クリスマスを彩る街のイルミネーションやいろんな装飾とともに、

     クリスマスの風景に欠かせないものとして音楽がありますね。」

 Aさん「音楽。

     クリスマスソングってこと?」

 Cさん「そうそう。『ラスト・クリスマス』とかね。」

 Aさん「なんでそう言う悲しい方のやつをチョイスして来るんですかね。」

 Bさん「あと戦メリとか。」

 Aさん「戦メリとか略しちゃうんだ。」

 Bさん「オールディーズやスタンダードナンバーから最近の楽曲まで、

     やっぱりクリスマスと言うのは何かにつけ曲のモチーフに取り上げやすい模様です。」

 Aさん「そうだねぇ。」

 Cさん「かの The Beatles も『Cristmas Time Is Here Again』と言う楽曲を

     発表しているわ。」

 Aさん「それは飛び切りマニアックなやつじゃないですか。

     ファンクラブ向けに配布されただけのやつじゃないですか。」

 Cさん「もちろん『The Beatles Anthology』企画の一環としてリリースされた

     『Free As A Bird』のカップリングに収録されたことで

     一般に日の目を見たわけだけれども。」

 Aさん「そうですね・・・。」

 Bさん「で、話を戻すけれども、クリスマスソングですよ。

     スタンダードナンバーもいっぱいある。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「そんな中で、『クリスマスを我が家で』って曲があるよ。」

 Aさん「あぁ・・・うん、あるねぇ。知ってる。」

 Cさん「最初にリリースされたのはなんと1943年。

     戦場の兵士たちに敬意を表するために作られたと言うわ。」

 Aさん「へぇ・・・そんな背景があったんですか。」

 Bさん「そしてこの曲を歌った人が、ビング・クロスビーさんと言う人です。」

 Aさん「ほうほう。」

 Cさん「この曲以外にもいくつものクリスマスソングを発表していて、

     『クリスマスソングの王様』なんてあだ名もあるくらいなんですって。」

 Aさん「へぇ・・・。」

 Bさん「そしてこのビングさん、さらには・・・」

 Aさん「さらには?」


 Bさん「検索が大得意だったそうだよ。」

 Aさん「それは違う Bing さんだなぁ。」


 しかもトップではない。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/12/12.html


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