【揺花草子。】<その2134:覚醒。>
【揺花草子。】<その2134:覚醒。>
Bさん「まだ11月だって言うのに最近はちょっと油断するとあっと言う間に雪が降りますね。」
Aさん「いや・・・別に油断してるから雪が降るわけではないと思うけれども・・・。」
Cさん「まあ言っても積もるほどにはならないのが幸いだけれどもね。」
Aさん「そりゃもう。この時期から積もられたらちょっと打つ手ありませんよ。」
Bさん「これはあれかな、『今年はスーパー厳冬になります!!』とか
吹聴しといた方が良いのかな。」
Aさん「なんなのきみは家電業界の人かなんかなの?
ぼくらがそう吹聴したところで特にメリットないだろ。」
Bさん「なに言ってんの。
阿部さんはそう感じないかも知れないけど、このスタジオのブースは
冬は大変寒いんだよ。」
Aさん「いや・・・でも暖房入るだろ?
言うほど寒いと言うわけでは・・・」
Cさん「阿部さんは解ってないわねえ。
暖房には空気の流れと言うものがあるのよ。
つまりは室内の場所によっては充分な暖房効果が
行き渡らない場所だってあるわけ。」
Aさん「あぁー・・・。」
Bさん「具体的に言うとぼくら冷え性系女子の手先足先は常に極寒だよ。
氷属性の能力者並みだよ。」
Aさん「それは最早暖房とか関係なくない? 体質とかの問題だろ?」
Bさん「そして体質と言う話をするのであれば、
阿部さんもご存じ、ぼくと言えばもうレベル5の能力者と
比肩するレベルの帯電体質。」
Aさん「いやレベル5ではないでしょう・・・」
Cさん「でもブリジットもスカートの下にショーパン穿いてるわよ?」
Aさん「いいいいやそれは知りませんけど!!////」
Bさん「(穿いてないしね////)
と、ともかく、冬になるとぼくの電気を操る能力も強まると言うわけです。」
Aさん「操れてはいないんじゃないかなぁ・・・。」
Bさん「そしてさっきも言った通り、ぼくは同時に氷結系の能力者でもあるわけだ。」
Aさん「そう言い切っちゃうか。」
Bさん「つまり氷属性と雷属性のW属性持ち。
バトルアクションものだったら完全に
ヒロイン待ったなしって感じじゃない?」
Aさん「バトルアクションものじゃないけどな。」
戦いに使えるほどの能力ではない。
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