【揺花草子。】<その2131:シム〇ティ感覚。>
【揺花草子。】<その2131:シム〇ティ感覚。>
Bさん「前に図書館があったところがすっかり更地になっちゃったんですよ。」
Aさん「あぁ・・・あの交差点のところ?」
Cさん「何年か前から随分長いこと放置されてて、その後解体工事が始まって、
何か月か前に終わったみたい。」
Aさん「はぁ。」
Bさん「今は敷地には一面石が敷き詰められててさ。
早くも雑草があちらこちらに生い茂る感じになってる。」
Aさん「うーん。」
Bさん「広さ的にはサッカーのフィールドがぎりぎり確保できるかなって感じの大きさの、
まあ一口に言えば結構な広さの土地なわけですよ。」
Aさん「そうだよね。建物があるとそうも見えないけど、
平らだと広々として見えるって言うか。」
Bさん「誰が平らで広々とした土地だっ!!」
Aさん「誰ってなに!!? なんでそんなところに突っかかって来るの!!?」
Cさん「敢えて平らと言う単語をチョイスするあたりがさすが阿部さんって感じよ。」
Aさん「いや・・・別にそう言う意図があったわけではないんですけども・・・。」
Bさん「ま、とにかく、ぼくの体つきのように平らなその元図書館跡の土地。
このまま遊休地にしておくのはやっぱりもったいないと思うのです。」
Aさん「自ら削っていくスタイル・・・。
でもまあ、いずれ何かにはなるんじゃないの?」
Cさん「確かに何かにはなるでしょうけれども、
せっかくなら市民の憩いの場となるような有意義な使い方をして欲しいわ。」
Aさん「なるほど・・・つまり公園とか?」
Bさん「でもあのへん割と近くに児童公園的なやつがあるんだよね。
役割がかぶり気味です。」
Aさん「うーん・・・。じゃあ何がいいんだろうね?」
Bさん「実はぼくは既にあるアイディアを持っている。」
Aさん「あ、そうなの? あの土地に適した使い道が?
いったいどんな?」
Bさん「キャンプ場とかにすればいいと思うんだ。」
Aさん「あんな道っ端でか!!???」
ここをキャンプ地とする的な。
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