【揺花草子。】<その2117:データ化。>
【揺花草子。】<その2117:データ化。>
Bさん「き・昨日の続きなんですけど・・・////」
Aさん「あ・あぁ、はい・・・////」
Cさん「昨日は突然の阿部さんの『ブリジットマジ可愛いしマジ天使ハスハス』発言で
すっかり話の腰を折られちゃったのよね。」
Aさん「そんなこと言ってないですけども!!???////」
Bさん「と・とにかく、オシャレは我慢だって話ですよ////」
Aさん「お・おう////」
Bさん「でも、おしゃれのために我慢を強いられるのは
ちょっと辛いと言う風にもぼくは思うわけ。
この季節にミニスカ生足は辛いわけですよ。」
Aさん「いやそう言うけどきみは普段からミニスカ生足じゃないだろ。
夏だって基本ミディ丈とかマキシ丈じゃんか。」
Cさん「ブリジットは昔から脚を出すのが好きじゃないのよねぇ。
脚を出せるのなんて若い時だけの特権なのに勿体ないわ。」
Aさん「(勿体ないかどうかは・・・)」
Bさん「でさ、そこでぼくは思ったんだよ。
暑さ寒さに充分対応した適切な格好をしつつも、
オシャレに見せられれば最高じゃない?」
Aさん「えっと・・・つまり我慢を強いられなくともオシャレできると言うこと?」
Bさん「そう言うこと。」
Aさん「でも・・・真冬に寒さを防ぐために着込んでいたらどうしても野暮ったくなるだろ?
そこはやっぱり両立しないと言うかさ・・・。」
Bさん「そこでぼくの提案だよ。」
Aさん「提案。」
Bさん「どんだけクッソダサい服を着てても、
AR ゴーグルを通して見ればすっごいオシャレな服を着ているように見えると言う
ファッション界垂涎のソリューション。」
Aさん「えっ・・・なにそれはつまり常に AR ゴーグルをかけて生活するってこと?」
Cさん「将来的には裸眼 AR の実現が理想ね。
特に何らかの機器を身に着けなくとも、物理的なオブジェクトに
VR オブジェクトをオーバーレイできて、周りの人もそれを視認できるような。」
Aさん「いや・・・それもう SF の世界じゃないですかね・・・。」
Bさん「でも現代技術の粋を集めればいつか実現できるような気がするんだよね。
まずは電脳メガネ的なところから始めたいね。」
Aさん「はぁ・・・。」
Bさん「そしてぼくはこの計画を
『裸の王様プロジェクト』
と名付けたいよ。」
Aさん「プロジェクト名が不穏すぎる!!!!!」
いつかそんな日が来るでしょうか。
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