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【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年11月
316/365

【揺花草子。】<その2116:番長。>

 【揺花草子。】<その2116:番長。>


 Bさん「俗に『オシャレは我慢』って言うじゃないですか。」

 Aさん「あぁ・・・確かにそう言う言い方するね。」

 Cさん「今の季節のように1日ごとにどんどん寒くなって来るような季節でも、

     お若いお嬢さんたちはミニスカ生足を惜しげもなく披露していたりするわけよね。

     良かったわね阿部さん。」

 Aさん「だからそのちょいちょいぼくの望み通りみたいな言い方をするの

     やめてくれませんかね・・・。」

 Bさん「でも、そう言ったシチュエーションでよく使われる言葉だったりする。

     あとは夏めっちゃ暑いのに重ね着してたりする場面とかね。」

 Aさん「まぁ・・・。」

 Cさん「もちろんそれで身体を壊しちゃったりしたら本末転倒なわけでね。

     ある程度は限度と言うものもあるわけだけれども。」

 Aさん「それは・・・そうでしょうねぇ。」

 Bさん「そして同時に、『我慢は体に良くない』とも言いますね。」

 Aさん「それはそうだね。

     我慢して無駄にストレスをため込んでしまうのはいけないね。

     ストレスは万病のもとだからね。」

 Bさん「阿部さんと言うストレスの根源を抱える我々は辛いわけだよ。」

 Aさん「一体ぼくがきみたちにどんなストレスを与えていると言うんだ!!」

 Bさん「そんなわけで、オシャレを極めるためには相応の我慢を強いられる、

     しかしそれは同時に身体を蝕む麻薬のようなものだと言うことだ。」

 Aさん「いや・・・そこまでではないんじゃない・・・?」

 Bさん「そんなわけで四季の変化に弱いぼくは、

     どっちかと言うと我慢するぐらいならオシャレを諦める方です。」

 Aさん「あー・・・そうかな・・・?」

 Bさん「え?」


 Aさん「きみは年中可愛いカッコしてると思うよ?」

 Bさん「へぁっ!!???////」


 Cさん「(変な声出したわ)」

 Aさん「(変な声出した////)」


 不意打ち。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/11/12.html


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