【揺花草子。】<その2104:教皇のお墨付き。>
【揺花草子。】<その2104:教皇のお墨付き。>
Bさん「さあそんなわけで新企画だよ。」
Aさん「あぁ・・・そうなんだ・・・。
昨日までのモノマネ企画は終わりなんだね・・・。」
Cさん「いったんね。」
Aさん「なんですその含みのある言い方!!?
まだ他にも考えてるんです!!?」
Bさん「シェイクスピア作品って他にもいっぱいあるしね。」
Aさん「いや・・・シェイクスピア縛りなのはそれはそれでって感じだけど・・・。」
Bさん「ま、ともかく新企画ですよ。
阿部さん今日は何の日か分かるかな?」
Aさん「え? 今日? 公開日って意味での今日だよね?
10月31日・・・。
神様が帰って来る日?」
Bさん「そう言う解釈は素敵だけど今日はそっち方面の話じゃないんだな。」
Aさん「あぁー・・・うーん、じゃあトミーおじいちゃんの日とか。」
Cさん「10月31日だからトミーね。悪くないわね・・・。
来年はトミーさんのバンド仲間たちの話でもしようかしら。
それともトミーさんとマコトさんとカズマくんが似てなさすぎる件でも
追及しようかしら。」
Aさん「いやそれはやめておいてあげましょうよ!!?
・・・でも、まあ、そうなるとトミーさんの日ってわけでもない、と。」
Bさん「阿部さんの非リア感がこの上なく発揮されてるねえ。
今日はハロウィンの日じゃない。」
Aさん「ハロウィン・・・?」
Cさん「なにその初めて聞いた単語みたいなリアクション?
1984年にデビューしたジャーマンメタルバンドじゃない。」
Aさん「だからそのハロウィンではないですよね!!?
いや・・・だってぶっちゃけブリジットはハロウィンに興味ない系女子だろ?」
Bさん「興味ない系女子だけど。」
Aさん「(きっぱり言い切った)」
Bさん「けど、ネタになると言うなら火中の栗を拾うのも吝かではないわけ。」
Aさん「ハロウィン火中の栗扱いかよ。
ホクホクにふかしたカボチャとかかも知れないだろ。」
Bさん「ハロウィンと言えばご存知『トリック・オア・トリート』じゃんか。」
Aさん「あぁ、そうだねぇ。
『お菓子をくれなきゃイタズラするぞ』的なね。」
Cさん「阿部さんは『お菓子をあげるからイタズラさせて』よね。」
Aさん「だから違いますからね!!???
ホントにそう言うのやめてくれません!!!?? 毎回言ってますけども!!
そして絶対今回も言うだろうなと思ってましたけれども!!!」
Bさん「ぼく的にはこの『イタズラするぞ』ってのがちょっと傲慢に過ぎると思うんだ。」
Aさん「ご・・・傲慢とは?」
Bさん「つまりは脅迫なわけじゃない。
『イタズラするぞ』と相手を脅して利益供与を求めるわけじゃない。
だったとしたら言われた相手もその脅迫に対して
正当な権利回復の機会が与えられて然るべきじゃない。
となると相手方にとっても相応のメリットがある取引である必要がある。
いわゆる Win-Win の関係になるような。」
Aさん「いや・・・そんなロジカルな物言いをされちゃうともう・・・。」
Bさん「そんなわけで、ぼくは新しい『トリック・オア・何某』を提唱しようと思ったよ。」
Aさん「あぁ・・・長々喋って来たけどそう言う前フリだったんだね・・・。」
Cさん「トークの95%はオチの布石よ。」
Aさん「ざくっと言いますねえ。」
Bさん「そんなわけで、ぼくが考えたハロウィン。」
Aさん「はぁ・・・。」
Bさん「『トリック・オア・トリデシリャス条約〜!!』」
Aさん「なにきみポルトガル王かなんかなの?」
『新世界』の『分割線』を定めた1494年の条約。
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