表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年10月
280/365

【揺花草子。】<その2080:Georgia's always on my mind。>

 【揺花草子。】<その2080:Georgia's always on my mind。>


 Bさん「イタリア語を勉強したい。」

 Aさん「あれ・・・そうなの?

     この前はドイツ語を勉強したいって言ってたじゃない?」

 Bさん「ドイツ語はある程度極めたと言うか。」

 Aさん「マジでか!! 1カ月かそこらでか!!」

 Bさん「バウムクーヘンとか。」

 Aさん「なにそのシンジくん並みのドイツ語力!!!」

 Cさん「アスカの後半の拗れっぷりってブリジットにちょっと似てるわよね。」

 Bさん「えぇ〜〜〜!? そうかなぁ〜〜〜!!?」

 Aさん「(分からん・・・でもない・・・けど・・・

      ブリジットはあそこまでエキセントリック・・・じゃないとも言えないか・・・)」

 Cさん「ほら阿部さんだって『さもありなん』みたいな顔してるじゃない。」

 Bさん「阿部さんもホントはそう思ってるってこと!?

     あんたバカぁ!?」

 Aさん「ここぞとばかりに被せて来るんじゃないよ!!

     そう言う面倒くさいんところが似てるんだよ!!」

 Bさん「ふぐっ・・・」

 Cさん「あらあら阿部さん泣かせちゃった。」

 Aさん「いいいいやそう言うつもりでは!!

     売り言葉に買い言葉的なアレで・・・」

 Cさん「そこら辺の耐性はアスカとは全然似てないわね。」

 Bさん「い・いやそんなのはどうでも良いの!

     とにかくイタリア語を勉強したいの!」

 Aさん「は・はぁ・・・そうなんだ?

     そう言えばカトリーヌさんはイタリア語はどうなんです?

     やっぱりネイティブレベルでペラペラなんです?」

 Cさん「それがね。イタリア語は実はそうでもないのよ。」

 Aさん「あれ意外。ヨーロッパ系の言語はだいたい行けるもんだと。」

 Cさん「例えて言うなら鹿児島弁ぐらいのリテラシーね。」

 Aさん「意思疎通は成り立つレベルですね!!?」

 Bさん「また話が逸れてる!! ぼくのイタリア語の話だよう!!」

 Aさん「あ・あぁそうだった・・・

     えっと、きみはなんでまたイタリア語を勉強したいと思ったわけ?」

 Bさん「あのね、カンツォーネって知ってる?」

 Aさん「あー・・・あれだよね、イタリア音楽の?」

 Cさん「その表現は少し幅広過ぎね。

     もう少し狭めて言うとイタリア民謡、特にナポリ民謡のことを

     そう呼ぶことが多いわ。」

 Aさん「あぁー。」

 Bさん「そのカンツォーネの名曲で、日本でも特に有名な曲として

     『帰れソレントへ』ってあるじゃない。」

 Aさん「あぁ、うん。知ってる。音楽とかで習ったし、テレビでも良く聴く感じだね。」

 Cさん「大泉さんも歌ってたしね。」

 Aさん「ヨーロッパ完結編でね!!? ドゥッチョラーシエナーハーのやつですね!!?」

 Bさん「あれをね、歌えるようになりたいの。

     あの魅惑のテノールで。」

 Aさん「いやきみ魅惑のテノールとかぜんぜん無理だろ。

     きみの声質って小鳥の囀りのような澄んだソプラノだろ。」

 Bさん「(っっっ////)」

 Cさん「(なんでそう言うのスッと出てくる癖に普段は・・・)」

 Bさん「と・とにかく『帰れソレントへ』が憧れなの!」

 Aさん「あ・あぁ・・・そうなの?」


 Bさん「『Back In The U.S.S.R.』みたいじゃない?」

 Aさん「それは『帰れソ連へ』だろ。」


 厳密には『ソ連へ帰って来たぜ』的なニュアンス。


----------

「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/10/07.html


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ