【揺花草子。】<その2070:ロボだこれ。>
【揺花草子。】<その2070:ロボだこれ。>
Bさん「ぼくらの【揺花草子。】も、2,000回を大きく超えてなお
依然大絶賛連載継続中です。」
Aさん「大絶賛・・・とは・・・。」
Cさん「このスタジオ界隈とかでね。」
Aさん「狭すぎる!!!」
Bさん「ぼくらの媒体はネット上のテキストなわけじゃないですか。」
Aさん「まあ、そうだねぇ。
便宜上『収録』と呼んでるけれども、
別にラジオやテレビで OA されるわけではないよね。」
Cさん「そう言う方面からのオファーも絶賛受付中だけれどもね。」
Aさん「またそう言う無理難題を言い出す。」
Bさん「そんなわけで、2,000回も続いてると言うことは、
文章量としても相当なレベルに達していると言えるんではないか。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「でね、【揺花草子。】のこれまでの全データを入力データとして使用すれば、
ある程度の受け答えが可能な人工知能が作れるんじゃないかと思うよ。」
Aさん「えっ・・・なにそれどう言うこと? AI 【揺花草子。】ってこと?」
Cさん「むしろ AI 阿部さんとか AI ブリジットとかかしらね。」
Aさん「あぁ・・・ある語り掛けに対してぼくのような返答をしたり
ブリジットのような返答をしたりする AI ってことですかね。
仮想人格的な。」
Bさん「そうそうそんな感じ。
例えば AI ブリジットちゃんに『今日は天気が良くて気持ちいいね』って話しかければ
『うんそうだね! どっかお出かけしたくなっちゃうね!
・・・ねぇ、今の、ちょっとしたおねだりだよ?』とか答えるわけ。」
Aさん「きみそんなこと言わないだろ。そんな可愛げないだろきみ。」
Bさん「酷い!!! 阿部さん容赦ないよ!!!」
Cさん「(深層心理)」
Bさん「逆に AI 阿部さんに『今夜は何を食べようかな』って話しかければ
『晩ゴハンなんてどうでもいい。
それよりも今日の深夜アニメの展開が・・・うちの嫁が・・・』って
言い出したりするわけだ。」
Aさん「ぼくそんなこと言わないだろ!!?
なんにつけ話ぶった切ってアニメの話したりしないだろ!!?」
Bさん「ともかくこんな風に、過去のテキストをデータに仮想人格の構成が
可能なんではないかと思うわけさ。」
Aさん「いやー・・・どうだろうね・・・。
そう言うのってアレだろ、ディープラーニング的なアレだろ?
ぼくらの2,000回程度の入力では到底足りないんじゃないかなぁ・・・。」
Bさん「うーん、やっぱりそうかな。」
Aさん「そう思うけどなぁ。」
Bさん「そうだよね。だって今の程度の入力データだったらさ。」
Aさん「うん?」
Bさん「AI ブリジットちゃんはだいたい毎回
最終的に阿部さんを罵倒して終わるだけだもんね。」
Aさん「AI ブリジットちゃん汎用性低いな!!!!!」
阿部さんのダメさに関しては非常に深いレベルで学習が済んでいる。
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