【揺花草子。】<その2057:I Go to Extremes。>
【揺花草子。】<その2057:I Go to Extremes。>
Bさん「世の中にはエクストリームスポーツと言うものが存在するよ。」
Aさん「あぁ・・・うん、聞いたことあるよ。」
Cさん「阿部さんエクストリームスポーツの定義を。」
Aさん「この流れもテンプレ化して来た感ありますね・・・。
あれですよね、普通のスポーツよりも過激で危険性が高くて
ダイナミックだったりアクロバティックだったりする様を競うような類の。」
Bさん「そうそう。
マウンテンバイクで荒々しく急峻な岩山の斜面を駆け下りたり
大空から飛び降りるスカイダイビングだったり
荒波に立ち向かうサーフィンだったりとかが代表格とされています。」
Cさん「総じて荒々しい大自然に立ち向かう的なものが多いわね。
総じて阿部さんには無縁の荒々しい大自然に立ち向かう的なものが多いわね。」
Aさん「なんでいちいち言い直すんです?」
Bさん「さらに、こういうエクストリームスポーツのパロディで
エクストリームアイロンがけなんてのもあります。」
Aさん「あぁ・・・話題になったよねぇ。
それこそ急峻な岩山のてっぺんとかスキーやスノボの最中とかに
服にアイロンをかけるって言うあれだよね。」
Cさん「それとエクストリーム出社なんて言うのもあるわね。
阿部さんには無縁のエクストリーム出社なんて言うのもあるわね。」
Aさん「だからなんで言い直すんです!!?」
Bさん「朝っぱらから海水浴とか登山とかマラソンとか
ものっすごい身体を酷使するような活動をしてから
おシゴト場に出社すると言うやつです。」
Cさん「出社に至るまでどれほど激しく苛烈であるかを競う感じらしいわ。」
Aさん「まあ・・・それを聞くと確かにぼくには無縁だけれども・・・。」
Bさん「阿部さんには出社と言う概念はないもんね。」
Aさん「いやないって言うか!!?」
Bさん「ともかく、こう言うエクストリームスポーツ。
我々もここに入門して行きたいと思ったよ。」
Aさん「えっ・・・マジで? そんなアクティブなやつをやっていくの?」
Bさん「何も身体に苛烈なものだけがエクストリームではない。
強靭な精神力が試されるようなものでもいいわけじゃない。」
Aさん「まあ・・・道理としては確かに。」
Bさん「そこでぼくが考えた新しい競技。
それこそが『エクストリーム【揺花草子。】』。
類稀な精神力が要求されるエクストリーム競技です。」
Aさん「エクストリーム【揺花草子。】って・・・なにそれ?
類稀な精神力?」
Bさん「阿部さんが何かひとこと言うたびに
激しい罵詈雑言で応酬する。」
Aさん「それは今でも普通に開催されてるよ?」
日常が既にエクストリーム。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/09/14.html