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【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年8月
236/365

【揺花草子。】<その2036:寒波襲来。>

 【揺花草子。】<その2036:寒波襲来。>


 Bさん「『スロウスタート』と『ゆるキャン△』が

     同じ2018年冬クール OA と言うのは驚きましたね・・・。」

 Aさん「驚きましたね・・・。」

 Cさん「どっちもゆるふわコミック誌『まんがタイムきらら』系列の

     雑誌に掲載されてる作品で、いわゆる『きらら系』と呼ばれる作品よね。」

 Aさん「ええ、そうなりますね。」

 Bさん「で、これまでも数多くのアニメ化作品を輩出して来たきらら系ですが、

     同クールにアニメを2本同時に OA するのは前代未聞。」

 Aさん「うーん・・・。」

 Bさん「・・・と言うほどでもないと、調べてみたら分かった。」

 Aさん「え、そうなの?」

 Bさん「もちろん例は少ないんだけれども、ないわけじゃないって感じなんだよ。

     直近だと2016年春クールにきらら本誌から『三者三葉』が、

     そしてフォワードから『あんハピ♪』が OA されてる。」

 Aさん「あぁー・・・そう言えばそうだったっけ。」

 Cさん「それ以前はその前年、2015年夏クールに

     『がっこうぐらし!』と『城下町のダンデライオン』が同クール OA。」

 Aさん「ふむふむ。あれがもう2年前になるんですね。」

 Bさん「でもそれ以前はぐーっと遡って、

     『けいおん!』1期が OA された2009年春クールの次、2009年夏クールに

     『GA 芸術科アートデザインクラス』と『かなめも』が同時に OA になってる。

     つまりなんと6年に渡って同一クールにぶつける事は

     して来なかったって事になるわけだ。」

 Aさん「なるほど・・・。

     でもまあ、逆に言えばその3回しか前例がないことだって事だよね?」

 Cさん「そう言う事になるわね。

     きらら系作品のアニメ化って2007年冬クールの

     『ひだまりスケッチ』が最初なんだけど、

     そこから10年間で僅か3回だけ、とは言えるわけね。」

 Bさん「そして4回目として『スロウスタート』『ゆるキャン△』が加わると。」

 Aさん「なるほどね。」

 Bさん「さらに言うと、きらら系って毎クール何らかはアニメ化してるみたいに感じるけど、

     実際のところ1作も OA されてないクールもそれなりにあってね。

     本格的にアニメ原作として注目されて来た2009年春以降に絞ってみれば、

     2018年冬クールまでの都合36クールで1作も OA がなかったクールは

     10 クールに及ぶ。

     均して考えると1年のうち1クール以上はお休みしてるって計算だから、

     これはそう考えると意外と多い気がするよ。」

 Aさん「うーん・・・。そんな細かい分析してる人他にいない気がするけど、

     まあ確かに、そうなるかなぁ。」

 Bさん「まあ、そうは言っても問題はさ。

     目の前、いや目の前って程じゃないけど、

     2018年冬クールの2作、『スロウスタート』と『ゆるキャン△』ですよ。」

 Aさん「はぁ。」

 Cさん「阿部さんも知ってると思うけどこの両作とも大変な良作でね。

     正直甲乙付けがたいレベルだわ。」

 Aさん「まあ、確かに。」

 Bさん「それが同一クールにアニメ OA されるってわけだからね。」

 Aさん「うん。」


 Bさん「1クールに円盤2枚購入ってのは

     なかなかおサイフ的にプレッシャーがすごいですよ。」

 Aさん「買うのは決めてるんだねもう。」


 2人でそれぞれ1作ずつ買えばいい。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/08/24.html


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