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【揺花草子。】(日刊版:2017年)  作者: 篠木雪平
2017年1月
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【揺花草子。】<その1802:アゲイン。>

 【揺花草子。】<その1802:アゲイン。>


 Bさん「と言うわけで2017年です。」

 Aさん「2017年ですねえ。」

 Cさん「昨日はドアタマからちょっとアカデミックな話題だったわね。

     ここ最近の【揺花草子。】では良くあるタイプのお話だったわね。」

 Aさん「アカデミック・・・でしたかねえ。」

 Bさん「なので今日はバランスを取ってサブカル界隈のお話をしますよ。」

 Aさん「そのバランスの取り方は果たして正しいのか?」

 Bさん「ぼくら【揺花草子。】では、

     毎年大晦日、その1年のコンテンツ展開に関する進捗状況を振り返るじゃない。」

 Aさん「あぁ・・・うん、そうだったねぇ。」

 Bさん「そしてその進捗具合をドラクエIIIで例えるのも恒例です。」

 Aさん「そう言えばそうだった。

     それ昨年末やらなかったっけね。」

 Cさん「ニセデレ&ニセ可愛いトークで潰れてしまったからね。」

 Aさん「ニセって言わないで下さい!!?////」

 Bさん「そ・そんなわけですから、もう年も明けちゃって振り返るも何も無いんだけど、

     今更ながら2016年の【揺花草子。】の進捗具合を

     ドラクエIIIで例えたいと思ってるわけ。」

 Aさん「あ・あぁ・・・やるんだね?」

 Cさん「そうやって帳尻合わせていかないと次の年末以降に差し支えるからね。」

 Aさん「打算的・・・」

 Bさん「第一ぼくら界隈ではまだ年明けてないしね。」

 Aさん「だからそう言うネタばらしを積極的に組み込んでいく姿勢はやめなさいって。」

 Bさん「時に阿部さん、これまでの進捗状況は覚えてる?」

 Aさん「えーっと、確か3年前がナジミの塔で『盗賊のカギ』を手に入れたぐらい、

     一昨年がレーベの村で『魔法の玉』を手に入れたぐらい、

     で、去年が・・・」

 Cさん「いざないの洞窟に向けて出発した途端レベルが足りなくて全滅。」

 Aさん「そうでした・・・まさかの手戻り。」

 Bさん「しょうがないよ。

     アルミラージが放ってくるラリホーはその時点で初めての

     戦闘中に影響を及ぼすタイプのステータス異常攻撃だから。」

 Cさん「初手でパーティー全員行動不能に陥っちゃったら

     戦闘プランが一気に破綻しちゃうものね。」

 Aさん「なんでそんなマジ攻略ネタ出してくるんですかね・・・。」

 Bさん「まあそれはそれ、そう言う前提があっての2016年の進捗状況。

     今回は阿部さんの予想から聞こうかな?」

 Aさん「予想? うーん・・・そうだな。

     じゃあ期待値も込めていざないの洞窟を越えてロマリア到着・・・

     と言いたいところだけど、まあ良いとこあれじゃない、

     いざないの洞窟の最初のトラップである大岩を首尾良く

     『魔法の玉』で破壊できたって程度じゃない?」

 Bさん「なるほどなるほど。

     つまりそれは昨年の手戻りをリカバーできてかつ少し進めたと言えるわけだね。」

 Aさん「まあ、そうなるね。」

 Cさん「阿部さんのその自分に対する評価の甘さね。」

 Aさん「なっなんなんです!?

     じゃあ一体2016年の進捗はどうだったって言うんですか!」


 Bさん「『おきのどくですが

      ぼうけんのしょはきえてしまいました』」

 Aさん「まさかのセーブデータ抹消!!???」


 ゼロからのスタートを余儀なくされる。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/01/02.html


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