【揺花草子。】<その1989:広義なベストフレンド。>
【揺花草子。】<その1989:広義なベストフレンド。>
Bさん「少し前に『きららファンタジア』の話をしましたが。」
Aさん「あぁ、はい、うん。しましたね。」
Cさん「ご存知ドキドキビジュアル全開コミック誌『まんがタイムきらら』系列誌の
ヒロインたちが多数登場するスマホ向け PRG と言うやつよね。」
Aさん「うーん、端的な説明。」
Bさん「でさ、ぼく的には初期参加作品にキルミーが並んでいないことに
非常に強い不満を持っていると言うお話をしました。」
Aさん「あぁ・・・はい・・・。」
Bさん「でもさ、ぼくはちょっとこれはもしかしたらと思い始めている。」
Aさん「もしかしたら?」
Cさん「RPG と言えば剣と魔法のバトルが持ち味じゃない。
世界を危機に陥れる魔物たちを退治するために
伝説の勇者たちが友情努力勝利の旗印のもと戦うわけじゃない。」
Aさん「いや・・・まあ、それが王道と言う意味では、まぁ・・・。」
Bさん「となると当然、『きららファンタジア』にも敵サイドが必要になるわけだ。」
Aさん「敵サイド・・・。
まさか・・・。」
Cさん「もちろん世界を破滅に陥れんとする邪悪にして少女たちの敵であるキュゥべぇを
きららヒロインたちがひたすらに退治し続けるゲームだとしても
プレイヤーはある程度留飲を下げられると思うけど、
さすがに敵キャラが全部キュゥべぇだとしたらあまりに退屈よね。」
Aさん「退屈と言うか、気分は良くないですね・・・。
そしてキュゥべぇに対する嫌悪感のすごさね・・・。」
Bさん「となると、ゲームを盛り上げるためには、敵サイドもきらら各作品の
キャラクター達を配した方がいろいろ面白くなるんじゃないかと思ったわけ。」
Aさん「えぇー・・・それちょっと殺伐としすぎじゃない?
きららキャラ同士で殴りあうわけ?」
Cさん「そこはゲーム上の演出で何とでもなるじゃない。
実はにらめっことかじゃんけんとか将棋とかで戦ってるんですってことにすれば。
幸いにもきらら各誌には将棋マンガはないし。」
Aさん「なんですかその幸い。」
Bさん「ま、仮に物理的に戦闘になるとしてもまあそれはそれでありかなとも思うけど。
で、そう言う風な作品になったとしたら、ですよ。」
Aさん「はぁ。」
Bさん「全きらら作品を並べて敵方筆頭に収まる素質があるのは
どうひいき目に見てもソーニャちゃんじゃないですか。」
Aさん「確かにそうかも知れないけれども!!!!!」
並のキャラで勝てる気がしない。
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