【揺花草子。】<その1958:ポリティクス。>
【揺花草子。】<その1958:ポリティクス。>
Bさん「良くさ、歓楽街で権勢を誇る大人物を指して
『夜の帝王』って言ったりするじゃん。」
Aさん「あぁ・・・そう言うのあるね。
正直ぼくら的には縁遠いところあるけど・・・。」
Cさん「そうかしら?
天空への塔で何度もエンカウントしたんじゃない?」
Aさん「しましたけどね!!?
それはデカいコウモリ型モンスターですけどね!!?」
Bさん「でもさ、『帝王』って言う呼び方は、正直時代がかってると言わざるを得ない。」
Aさん「あぁー・・・うーん・・・。まあそう言ってしまえばそうかもね・・・。」
Bさん「原義的には帝王と言うのは皇帝のことだよね。
現代社会において、日本の天皇陛下は国際的には Emperor と訳されていますが、
21世紀の現在、国家元首として皇帝を戴く国はありません。」
Cさん「日本の場合は学術的には象徴天皇制とかいろいろあるから
今回の話題からは外しておくとしてね。」
Aさん「はぁ。」
Bさん「ま、どっちにしろ、国王と言う元首が今なお世界各地にある中で、
『王の中の王』とも称される『皇帝』、最初の言い方をすれば『帝王』と言う存在は
公式にはないと言えるわけです。」
Aさん「うん。」
Bさん「となると、『夜の帝王』と言う言い方ももう少し
現代的にすればいいんじゃないかなと。」
Aさん「現代的・・・。」
Cさん「三権分立とかもきちんと考慮したいわよね。」
Aさん「夜の歓楽街で!!?」
Bさん「そう言う観点から言えば
『夜の文部大臣』とか
『夜の農水大臣』とか
『夜の最高裁判所判事』とかも
あっていいと思うんだよね。」
Aさん「逆にいかがわしいな!!!!!」
夜の無産市民とか。
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