【揺花草子。】<その1954:ブラックボックス。>
【揺花草子。】<その1954:ブラックボックス。>
Bさん「今日は6月3日なので無味乾燥なトークが持ち味の阿部さんが主役です。」
Aさん「無味乾燥なトークを持ち味にした覚えはないんだけど!!?」
Cさん「そりゃそうでしょ。
真なる無味乾燥は無味乾燥たることにすら気付かないレベルだもの。
『この人のトークは無味乾燥だな』って気付いてしまったら、
それはもうその時点で、逆説的だけれども『無味』と言う色がついてしまう。
その途端に無味は無味たる意義と価値と存在理由を失い、
単なる1つのプロパティと化してしまうのよ。」
Aさん「なんですかその哲学的なやつ!!?」
Bさん「阿部さんの無味乾燥ぶりはそのレベルに達していると言うことだよ。
無味であると気付くことさえない無味。
自分が無味だと気付いてもいない最もドス黒い無味だよ。」
Aさん「どこの神父!!」
Bさん「そんな人生レベルで無味乾燥を強いられている阿部さんだけれども。」
Aさん「イヤ強いられてるとは思わないけど!?
これまでの人生でそこそこ味のある出来事もあったけど!?」
Cさん「ほほう。それは興味深いわね。
いよいよ過去編スタートのフラグかしら?」
Aさん「いっいや・・・そう言う意味ではないですが・・・」
Bさん「でも、ちょっと前も話したけれども、
なんだかんだ言ってぼく自身も阿部さんの昔のことって
ちょっとは興味あるよ。」
Aさん「そ・そうですか?////」
Bさん「セロテープの次ぐらいにはね。」
Aさん「それすごい下の方じゃない!!?
ほとんど興味ないと言ってるようなものじゃない!!?」
まだまだ過去編ならず。
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