【揺花草子。】<その1953:Book of Circus。>
【揺花草子。】<その1953:Book of Circus。>
Bさん「阿部さんはサーカスには興味はないのかな?」
Aさん「サーカスですか? なに?」
Cさん「レニー・クラヴィッツの4枚目のアルバムよ。
有名な『Rock and Roll Is Dead』が収録されてるわ。」
Aさん「そのサーカスなんです!!?」
Bさん「もちろんそれじゃなくて、あの曲芸や大道芸や動物芸のだけど。」
Aさん「あぁ・・・正直、ちゃんと観たことはないねぇ。
テレビとかでは観たことあるけど。」
Bさん「そっか、阿部さんみたいな道化にはぴったりだと思ったんだけど。」
Aさん「なんてこと言ってくれるんだいきみ!!?」
Bさん「ぼくらの街にも毎年ぐらいサーカス小屋が来たりするよね。」
Aさん「ああ、うん。
地下鉄駅とかにもポスターたくさん貼ってるよね。」
Cさん「新人団員として潜り込んで事件の調査に当たったりするわよね。」
Aさん「それは例の貴族の少年とあくまで執事の人だけですけどね!!?」
Bさん「観に行きたいなーって。」
Aさん「あぁ、そうなの?」
Cさん「阿部さん・・・。
ちょっと・・・」
Aさん「いっイヤっ!!
じゃ・じゃぁ・・・その・・・
こ・今度一緒に行こうか?」
Bさん「う・うん・・・。」
Cさん「今年はもう公演終わったけどね。」
Bさん「!!!!!////」
Aさん「!!!!!////」
とんだピエロだ。
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